福音館書店は8日、絵本作家の林明子(はやし・あきこ)さんが1日、長野県諏訪市の諏訪日赤病院で肺炎のため死去したと発表した。81歳だった。同社は文書と公式インスタグラムで訃報を伝え、芸能界からも追悼の声が相次いでいる。
代表作は『はじめてのおつかい』『こんとあき』
同社は投稿で「『はじめてのおつかい』(筒井頼子さんとの共作)、『こんとあき』『おつきさまこんばんは』など、子どもたちへの愛情に満ちた温かな作品を、数多く残してくださいました」と振り返り、「謹んでお悔やみ申し上げます」とつづった。
林さんは1945年生まれ、東京都出身。横浜国立大学教育学部美術科を卒業後、1973年11月号の「かがくのとも」に掲載された『かみひこうき』(文・小林実氏)で絵本作家としてデビュー。1976年に筒井頼子氏と共作した『はじめてのおつかい』(「こどものとも」76年3月号)は50年にわたって読み継がれている。
そのほか、自身で作・絵を手がけた『おつきさまこんばんは』(「くつくつあるけのほん4冊セット」収録/1986年刊)、『こんとあき』(1989年刊)などの代表作がある。
福音館書店が追悼、芸能界からも悲しみの声
福音館書店は「4月に、林明子さんの作品世界とその舞台裏などを収めた『子どもを描く 林明子の世界』を刊行したばかりでした。本書の冒頭に林さんの絵本に対しての思いが、掲載されています」と紹介。「林さん、沢山の素敵な作品を、本当にありがとうございました」と締めくくった。
芸能界からも、子どもの頃に親しんだ絵本の作者の訃報に悲しみの声が上がった。AKB48の小栗有以は「はじめてのおつかい 絵もお話も好きだったなぁ… ご冥福をお祈りします」と悼んだ。



