岡村隆史、道頓堀で見かけた宮川大助の行動に驚き「誕生日会楽しみで1時間前から待ってた?」
岡村隆史、道頓堀の宮川大助に「誕生日会でテンション上がった?」

お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、大阪・道頓堀で見かけた大御所芸人・宮川大助の行動にまつわるエピソードを明かした。15日深夜放送のニッポン放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)で、岡村が大阪での出来事を振り返った。

道頓堀で見つけた大御所芸人

この日の放送で岡村は、大阪を訪れた際、同期の高橋智(へびいちご)と道頓堀を歩いていたときの出来事を紹介した。人通りの多い道頓堀で、岡村は前方に見覚えのある人物を発見。マスクを着用していたため、すぐには顔を確認できなかったものの、その姿から宮川大助・花子の宮川大助ではないかと感じたという。

「後ろから見てもシルエットがもう大助師匠なわけですよ」

岡村は高橋と相談し、あいさつに行くことも考えたが、周囲には多くの人がいたため、声をかけることをためらった。そのまま信号を渡り、近くの喫茶店に入ることにした。

ところが、入った店はガラス張りで、先ほど大助を見かけた場所がよく見えた。大助らしき人物は橋の近くにとどまり、時折電話をかけたり、左右を見回したりしていたという。

岡村は、遠くから撮影した写真を、大助・花子のファンだという野性爆弾・くっきー!に送って確認。くっきー!からも大助ではないかという返答があり、本人だと確信した。

約1時間待ち続ける大助に弟子への電話

岡村たちが喫茶店に入ったのは、午後4時半ごろだった。それからしばらく経っても、大助は同じ場所にいた。橋の近くに座ったり、立ち上がったり、電話をかけたり。周囲を見渡す様子も見られたという。

「30分近くずっと待ってはるで」

岡村と高橋は、午後5時に誰かと待ち合わせをしているのではないかと推測。しかし、午後5時になっても相手は現れなかった。岡村は、観光客でにぎわう道頓堀で、マスク姿の大助に気づく人がほとんどいないことも不思議に感じながら、その様子を見守っていた。

そして、午後5時15分から20分ごろ。ようやく向こうから弟子と思われる2人が走ってきた。その姿を見た高橋は、弟子たちが遅れてきたのだと思い込み、憤慨したという。大助が長時間待っていたことを気にした高橋は、知り合いの弟子に電話。「お前な、大助師匠ずっと待ってはった」「5時前に来るってことはできへんのか? 弟子やのに」と注意した。しかし、返ってきた答えは予想外のものだった。

「いや、5時半待ち合わせですよ」

なんと、弟子たちは遅刻していたわけではなかった。大助が約束の時間よりも1時間ほど早く到着していただけだったのだ。事情を知った岡村たちは「逆にごめんな」と謝罪。岡村は「僕ら勝手にそうやって思ってただけの話で」と苦笑しながら、思い込みで弟子たちを心配していたことを振り返った。矢部浩之も、大助が待ち合わせ時刻よりずっと早く到着していたことに驚き、2人はその理由について考えを巡らせた。

後日知った“特別な予定”と若手時代の思い出

それにしても、なぜ大助は約束の1時間も前から待っていたのか。岡村はその後も気になっていたというが、後日、弟子がSNSに投稿していた内容から、その日の予定を知ることになった。

「大助師匠の誕生日会」

大助が向かおうとしていたのは、自身の誕生日を祝う会だったという。その事実を知った岡村は、長時間待っていた理由について、ある想像を膨らませた。

「だから大助師匠はテンション上がったのかな。誕生日会で、うれしなって」

楽しみにしていた誕生日会だからこそ、早めに待ち合わせ場所に来てしまったのではないか――。もちろん本人に確認したわけではないが、岡村にはそう思えたようだ。矢部も「楽しみやったから」「主役やから」と共感。岡村も「そうそう、それもあるからわからへんな」と応じ、誕生日会を待ちわびる大助の姿を想像した。

番組では、リスナーから大助が10月3日に77歳の喜寿を迎えたという情報も寄せられた。それを聞いた岡村は、誕生日会を楽しみにしていたのかもしれないという思いをさらに強めた様子。矢部も、待っている時間そのものが楽しかったのではないかと話していた。

さらに岡村は、今回の出来事をきっかけに、若手時代に大助・花子から受けた親切を思い出したという。それは、まだ新幹線に食堂車があった頃のこと。

当時の岡村は、テレビで広く知られるようになる前で、主に大阪の劇場などで活動していた。ある日、新幹線で大助・花子と一緒になり、食堂車であいさつを交わしたという。すると、大助・花子は若手だった岡村にカレーをごちそうしてくれた。

「そこで食堂車で大助花子師匠にカレーをご馳走になったことがあるの」

岡村は、まだ駆け出しだった頃に、大先輩から食事をごちそうになったことが印象に残っているようで、「最初の最初にそうやって師匠って言われる人に何かご馳走してもらうって」と、当時を懐かしそうに振り返った。

今回、もし道頓堀で声をかけていれば、一緒に喫茶店でお茶を飲みながら、弟子たちが来るのを待つこともできたかもしれない。岡村は、そんな可能性についても語っていた。ただ、岡村たちが実際に声をかけることはなく、大助もまた、待ち合わせ場所で約束の時間を待ち続けていた。

長時間待つ姿を見て、最初は弟子たちの遅刻を心配していた岡村と高橋。しかし、後から知ったのは、大助自身の誕生日会という特別な予定だった。

77歳の誕生日を迎えた大御所芸人が、もしかすると自分のお祝いを楽しみに、約束の時間よりずっと早く来ていたのかもしれない。岡村と矢部は、そんなほほ笑ましい想像を交えながら、大阪での出来事を振り返っていた。