タレントで俳優の二宮和也が25日、都内で行われた『シークレットシネマ』特別イベントに登壇した。同企画は、アンバサダーである二宮が選んだ「人生で一度は映画館で観てほしい一本」を、当日までタイトルを伏せて上映するイベントで、上映前には二宮のトークショーも行われた。
「映画偏差値」問われるようなオファーに葛藤
「いま映画館で観てほしい二宮和也の“人生の1本”」を紹介するオファーに対し、二宮は「正直な話…正直な話は嫌ですよ!(笑)」と本音を吐露。「こういうのって、映画偏差値みたいなもの問われるじゃないですか。“こいつのセンス”みたいな。それを想像して嫌だなと思った(笑)」と、選定に葛藤した心境を明かした。
しかし、映画業界の発展に協力したいという思いでオファーを受けたそうで「もう40代にも入ったわけだから、嫌だとは言っていられないだろうと思った」と決断の理由を語った。また「始まるまで何の映画か分からないというワクワクをどう共有してもらおうかっていうのは、すごく考えました」と、観客への思いも述べた。
全国300館と中継、自身の作品を選べばよかったと後悔
この日は全国の約300館ほどの劇場と中継をつなぎイベントが行われたが、二宮は「やばいですよね。こんな大きな劇場でやるとは思わなかった」と驚いたことを明かし、「本当に自分が出た作品を選んどきゃ良かったなと思います。ちきしょーです(笑)」と笑いを誘った。
現在の映画観「悪いものを知らないといけない」
また、映画の好みについて質問されると「(若い頃と比べて)変わってきていますね」と話す。若い頃は「コスパを重視していた」と振り返り、「映画を観に行くことへの打率を上げたいと思っていた」という。現在は「いいものを知るには悪いものを知らないといけないんですよ。世間的な評価が高くないと言われているような作品でも、それも一つの映画として重要なんです。その映画が面白かろうと面白くなかろうと、その評価をみなさんと一緒に共有することが大事だし、だからこそ自分の趣味嗜好と合った作品に出会った時により解像度が上がる」と自身の映画観を語った。



