テレビ東京『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 後8:54)の13日放送回では、過去に鑑定団に登場したお宝の行方を追う“あのお宝はいま!”を放送。2022年3月13日放送回に登場した井上ひさしさん(1934~2010)の未発表戯曲原稿が、その後書籍化され、さらに舞台化されたことが紹介され、話題を集めている。
鑑定額300万円の未発表戯曲原稿とは
番組に登場したのは、「うま」という題の戯曲原稿で、主人公・太郎が悪知恵を働かせ、村人たちから金をだまし取っていくストーリー。鑑定額は「300万円」だった。鑑定した「扶桑書房」店主の東原武文氏は真筆と明言し、「未発表でとても貴重なもの。第一級の資料であり、いまでも十分上演する価値がある素晴らしい原稿」と語っていた。
書籍化と舞台化が実現
番組では、お宝のその後を紹介。井上ひさしさんの妻・ユリさんが番組に原稿を買い取りたいと手紙を寄せ、売買が成立。その年に『うま―馬に乗ってこの世の外へ―』という書籍が刊行された。さらに、ことし7月、8月に舞台化されたことが紹介されると、MCの今田耕司も驚きを見せた。舞台を手掛けた演出家・藤田俊太郎氏も番組に登場し、同作の魅力を語った。小瀧望が主人公を務めた舞台の映像も公開された。
スタジオとファンの反応
スタジオでは、今田が「この『鑑定団』に出していただいてなかったら世に出ることがなかった井上ひさしさんの作品…」としみじみと感動。この内容に「鑑定団きっかけなのは知らなかったので、始まりを知れてよかった!」「すごい!めちゃめちゃ流してくれた」「映像で観られるとはぁ」「藤田さんのお話に、貴重な舞台映像、、放送ありがとうございました」「のんちゃんの太郎見れて嬉しい!!」といった舞台ファンからのコメントが寄せられた。
このほか、鑑定額300万円の「妖怪絵巻」や1500万円の伊藤若冲「鶏図」、3億円の版本『韓昌黎集』などが登場した。