音楽プロデューサー須藤晃さん死去、74歳 息子トオミヨウが追悼「誇りに生きていこう」
須藤晃さん死去74歳 息子トオミヨウが追悼

音楽プロデューサーでカリントファクトリー代表取締役の須藤晃さんが10月7日に死去した。74歳だった。15日に同社が発表した。この訃報を受け、須藤さんの息子で音楽プロデューサーのトオミヨウが自身のXで追悼した。

息子トオミヨウがXで追悼

トオミヨウは自身のXに「10月7日に、僕の父親、須藤晃が永眠しました」とつづり、文書を画像で投稿。「父は短い間でしたが入院しておりました。誰にも言わないで欲しいという本人の希望で、突然のご報告になってしまった事を御容赦下さい。葬儀は、こちらも父の希望があり、近しい家族のみで行いました」と経緯を説明した。

続けて「父と僕は、凄く仲の良い親子という感じではなくて、お互いを牽制しているライバルみたいな側面が強かったように思います。父にとってはそんな事はなかったかもしれないですが、僕には越えなければいけない壁であり、今までも、これからもずっとその壁があり続けます」とその関係性を説明。「でも、もし今、素直に想いを伝えられるなら、僕は父の影響を沢山受けて、沢山の愛をもらって、今の自分があると、伝えたいです。ありがとうと伝えたいです。そして、みんなとても寂しがっていると伝えたいです」と本音を明かした。

父・須藤晃の功績と未発表の“宿題”

また、「父が生前作ってきた沢山の作品に触れながら、これからも父が残したものを大切にしていこうと思います」とし、「まだ発表できないですが、これから取り掛かる父からの宿題も残っていて、それが今はとても楽しみです」と未発表の“宿題”があることも明かした。そして「僕は自分が須藤晃の息子だということを誇りに生きていこうと思います」と結んだ。

須藤さんは1952年8月6日生まれ、富山県射水郡小杉町(現・射水市)出身の音楽プロデューサー、作詞家、作家。東京大学文学部英米文学科を卒業後、1977年にCBS・ソニーに入社。1996年に同社を退社し、株式会社カリントファクトリーを設立した。音楽プロデューサーとして、浜田省吾、尾崎豊、村下孝蔵、玉置浩二、橘いずみ、馬場俊英、石崎ひゅーいなど、数多くのアーティストを手がけた。2008年には富山市政策参与に就任。2015年には公益財団法人富山市民文化事業団の芸術監督に就任するなど、音楽分野にとどまらず、地域の文化振興にも携わっている。

トオミヨウは1980年11月14日生まれ。幼少の頃習ったピアノをきっかけに音楽を作り始める。プロデュース、アレンジ、ライブサポートなどで、米津玄師、あいみょん、aiko、石崎ひゅーい、秦基博らさまざまなアーティストを手がけている。