漫画家の倉田真由美氏が、伊豆にある「怪しい少年少女博物館」を訪れた体験を綴った。倉田氏は「不気味なもの」や「奇妙なもの」が好きだった幼少期の記憶が、この博物館でよみがえったという。同館はその名の通り、どこか怪しげな雰囲気を漂わせる展示が特徴で、倉田氏は昔懐かしい感覚に浸ったようだ。
旅の始まりとソフトクリームの選択
倉田氏は友人Yちゃん、Hちゃんとともに伊豆へ旅に出た。平日のせいか、大雨注意報の影響か、旅の駅の広い駐車場にはまばらにしか車が停まっていなかった。一行は「小腹が空いたね」「何か食べましょうよ!」と意気揚々と店内を探索し、飲食ブースでソフトクリームを購入。倉田氏は豆腐味、Yちゃんはわさび味、Hちゃんは塩ミルク味を選んだ。それぞれ500円ちょっとと、ソフトクリームとしては強気な価格設定だったが、味は確かだった。「うん、確かに豆腐だわ……」「これもわさびですわ……」と各自が感想を述べ、味見の結果、塩ミルクが一人勝ちという結論に至った。
ゆったりとした時間の過ごし方
ソフトクリームを食べ終えた後、再び店内をうろうろし、煎餅のお土産などを購入して車に戻り、宿へ向かった。今回の旅は観光に力を入れるのではなく、集まってだらだらと時間を気にせず過ごすことが目的だった。そのため、初日と同様に温泉に浸かり、簡単な夕食をとり、カラオケで飲んで騒ぐだけのシンプルな日程だった。
夜の露天風呂での出来事
夜中、寝る前にYちゃんと二人で露天風呂に入っていると、「アオー」という動物の鳴き声が聞こえてきた。倉田氏が「アオー」と鳴き真似をして返すと、再び「アオー」と返ってきて、その応酬を楽しんだという。何の鳴き声だったかはわからないまま、不思議な一体感を味わった。
倉田氏は「怪しい少年少女博物館」での体験を通じて、不気味なものや奇妙なものに対する自身の嗜好を再確認し、友人とのんびり過ごす旅の醍醐味を満喫したようだ。



