8月7日発売の『Casa BRUTUS』9月号に、ニホンザルのパンチくんの半年間の成長記録が掲載される。特集「もっと学べる!動物園と水族館」の中で、サル山へ群入りするまでの姿を8ページ・全23カットで紹介。写真は遠山真太郎氏が担当した。
SNSで話題のパンチくん
パンチくんは市川市動植物園で暮らすニホンザル。自分よりも大きなオランウータンのぬいぐるみを抱きしめて添い寝したり、引っ張って歩いたりする愛らしい姿がSNSで注目を集めた。国内外から多くの来園者が訪れる人気者となっている。
人工哺育から群れへ
特集では、人工哺育で育ったパンチくんが、少しずつサルの群れの中でコミュニケーションを学んでいく姿を半年間にわたって追った。市川市動植物園の広報・安永崇さんは次のように説明する。
「通常、群れのルールは母親や仲間が子ザルたちに教えます。でも人工哺育で育ったパンチにはそれを知る術がない。自ら群れの中に飛び込み、コミュニケーションを見つけていくしかないんです」
来園者数は昨年比約4倍
パンチくんを一目見ようと来園者は増加。3月には9万人を超える来園者を記録し、昨年の約4倍の人出となった。国内だけでなく、アジアやヨーロッパ、南米から訪れる人もいたという。
1歳を迎えたパンチくんの今
現在のパンチくんは、同じ年頃の仲間と遊ぶ姿や、今年生まれた赤ちゃんザルの相手をする様子も見られるようになった。一方で、成長とともにオランウータンのぬいぐるみの出番は少なくなっている。
安永さんは「わざわざ観に来てくださった方は寂しく残念に感じるかもしれませんが、パンチにとってサル山で生きていけることが最も大切なこと」とコメント。1歳を迎えたパンチくんの新たな成長に注目が集まっている。



