障害のある作家の作品を扱う企画会社「ヘラルボニー」(盛岡市)のミュージアムが14日、盛岡市開運橋通の@HOMEDELUXビル4階に開館した。社員の解説を聞きながら、展示を見学できる。
設立8周年を機にオープン
「ヘラルボニー100年史 MUSEUM」は、同社が先月24日に設立8周年を迎えたことを機にオープン。「これまでの歩みを未来につなぐ」との思いが込められている。
館内では、同社代表取締役の松田文登さんと崇弥さんが、創業のきっかけとなった自閉症の兄・翔太さんに抱く思いや、同社が社会に発信してきた取り組みなどをまとめたパネルを15枚ほど展示。自閉症を理解するために兄弟の母親が読んだ約75冊を収めた本棚や県内外の企業とのコラボ商品も並ぶ。
来場者の声と今後の予定
神戸市から訪れた会社員柳浩典さん(39)は「松田兄弟の苦労や家族の思いを、社員の方の解説とともに知ることができ、非常に興味深かった」と感激した様子だった。
同社の担当者は「ヘラルボニーがどこから始まり、何を大切にして、どんなメッセージを社会へ届けようとしているのかを感じてもらいたい」と来場を呼びかけている。
ミュージアムは完全予約制。展示の見学後は、百貨店「カワトク」にある旗艦店「ISAI PARK」のカフェで食事を楽しむ。入場料はランチ料金を含めて5000円(税込み)。予約はミュージアムのホームページから。



