稲垣吾郎さん、ほめられなくなった現実語る 「地図を広げて」連載
稲垣吾郎さん、ほめられなくなった現実語る 連載「地図を広げて」

俳優の稲垣吾郎さんが、ドラマの撮影現場でほめられる機会がほとんどなくなったと明かし、「少し悲しい」と心境を語った。リレー連載「地図を広げて」のインタビューに応じた。

「その表情、いいですね」と言われなくなった

稲垣さんは「ドラマの撮影で『その表情、いいですね』とほめられることが、ほとんどなくなりました」と打ち明ける。「それが怖いというわけではないのだけど、少し悲しい」と続け、「これでOK、という判断や評価を自分でしなければいけないから」と理由を説明した。

その上で「何かしら言ってもらうのは、作品を一緒に創作している気持ちになるから好きなんだけど、僕には言いづらいのかな」と率直な思いを述べた。

若い頃は「育てなきゃ」という空気があった

若いころは、監督やカメラマンにほめられると「いいものなんだ」と安心できたという。周囲にも「育てなきゃ」という思いがあり、言葉をかけてもらえたと振り返る。

ただ、「芸能界に限らず、どの業界でも年齢やキャリアを重ねればほめられたり、叱られたりすることが少なくなるのは当然ですよね」と理解を示した。

時代の変化と撮影現場の変遷

稲垣さんは「昔は平気で何十回も撮り直す」ことがあったと話し、撮影現場の変化にも言及した。時代の変化に「ついていくのは大変」としながらも、自身の置かれた状況と向き合っている。