デビューから長く愛され続けるシナモロールが、初の各都市を巡るミュージカルに挑戦する。『シナモロールワンダートリップ~消えた魔法の秘密~』で描かれるのは、いつものかわいらしさだけではない、新たなシナモロールの姿。シナモロールイベントのテーマソングを手がけた川崎鷹也と、シナモロールのプロデューサーに、作品に込めた思いや制作の裏側を語ってもらった。
初の各都市を巡るミュージカルに込めた、シナモロールの新たな挑戦
シナモロールが初の各都市を巡るミュージカルで全国4都市を巡回する。本作『シナモロールワンダートリップ~消えた魔法の秘密~』は、「カフェ・シナモン」の大切な記念日を前に、シナモロールたちが“魔法の世界”へ迷い込むことから始まる冒険ファンタジー。仲間との出会いや交流を通して、それぞれの違った魅力や、相手を信じ、思いやり、支え合うことの大切さに気づいていく姿が描かれ、シナモロールの新たな一面に心を動かされる作品だ。
さらに、物語のカギを握るシーンには花江夏樹がゲスト声優として出演。シナモロールイベントのテーマソング「キミだけの魔法」の作詞・作曲はシンガー・ソングライターの川崎鷹也が担当し、豪華な顔ぶれがシナモロールの新たな冒険を彩る。
「シナモンくんに全振り」して生まれた曲「キミだけの魔法」
制作にあたって、川崎は「シナモンくんがこれまで歌ってきた楽曲は全部聴きました。制作期間中は、シナモロールの公式ホームページを一番見ていたんじゃないかというくらい読み込みました」と明かす。プロフィールや好きなものまで把握し、シナモンの世界観をワードとして出していったという。
「大事なのは無理をしないことだと思ったので、シナモンくんが思っていることや伝えたい部分に、いかに僕が寄り添えるかを大切にしました。細かい部分には川崎鷹也らしさが出ているかもしれませんが、言葉の選び方はシナモンくんに全振りしているので、僕にとっても新しい体験でした」と語る。
完璧じゃないからこそ愛される、シナモロールの新たな姿
プロデューサーの奥村美南は、シナモロールらしさを守るために「『魔法の世界』という壮大な冒険ではありますが、シナモンとフレンズたちの掛け合いから、いつもの温かさや優しさを感じられる内容にしたいという思いは最後まで大切にしました」と話す。
一方で、この作品でしか見られない一面として「これまでステージに立つシナモンは、アイドルのように完璧な姿を見せることも多かったと思いますが、今回は少しステップを間違えたり、できないことにも頑張って挑戦するシナモンを見ることができます」と語った。
保育園でも大人気のサンリオ、シナモロールファンの子に「楽曲を届けられることがすごく嬉しい」
川崎は「実は親戚に、持っているグッズが全部シナモンくんという大ファンの子がいるんです。その子にこの楽曲を届けられることがすごく嬉しいですし、ミュージシャン冥利に尽きるなと思います」と笑顔を見せる。また、制作を通してシナモロールへの印象について「最初は、やっぱりかわいらしくて、ふわふわした印象でした。ただ、そこから弱さや悩みを抱えていたり、誰かを羨ましく思ったりする一面を知って、すごく等身大な存在なんだなと思いました」と語った。
「忘れてしまいがちだけど、本当は大切なことを届けたい」という想いが共通していたからこそ、スムーズに楽曲制作ができたと川崎は話す。奥村は「川崎さんの人間らしいメッセージが融合したことで、シナモンの等身大の魅力をリアルに描き出してくださったところが、すごくおもしろかった」と評価した。
ミュージカル『シナモロールワンダートリップ~消えた魔法の秘密~』は、8月15日に東京・パルテノン多摩で開幕。エンディングで流れる川崎の楽曲までたっぷりと堪能することで、さらにシナモロールの魅力を感じられる作品となっている。



