お笑い賞レース「ダブルインパクト2026」が開催され、M-1グランプリ準優勝のドンデコルテが参戦することが発表された。本大会は漫才とコントの両方を競う「二刀流」形式で、過去の優勝者には男性ブランコ、や団、ラブレターズがいる。今年は過去最多のエントリー数を記録し、注目度が高まっている。本稿では、決勝進出が確実視される実力派コンビを中心に、見どころを徹底解説する。
ドンデコルテ:M-1準優勝の実力
ドンデコルテは、2025年のM-1グランプリで準優勝を果たした注目のコンビだ。結成10年目で、これまでM-1では2022年に準決勝進出、2023年に決勝8位、2024年に決勝5位と着実に成績を伸ばしてきた。彼らの武器は、緻密に計算された漫才と、観客を引き込む巧みな間合い。特に、ボケとツッコミの絶妙なバランスが評価されている。ダブルインパクトでは初出場となるが、M-1での実績から優勝候補の一角と目されている。
滝音:4度のM-1準決勝進出の実力派
滝音は、さすけと秋定遼太郎からなるコンビで、結成11年目。これまで4度のM-1準決勝進出を果たし、2020年のキングオブコント(KOC)では決勝8位に入賞している。大阪の劇場出身で、2024年に東京進出。漫才の印象が強いが、コントでも独自の個性を発揮する。秋定の飄々としたキャラクターに対し、さすけがクセのある言い回しでツッコミを入れるスタイルが特徴。ワードセンスの高さは今大会トップクラスで、漫才・コントの両方で「滝音らしさ」を感じさせる点が強みだ。
ビスケットブラザーズ:キングオブコント王者の実力
ビスケットブラザーズは、きんと原田泰雅のコンビで、結成16年目。最大の売りは原田の強烈なキャラクターと突飛な世界観を持つコントで、2019年のKOCで初の決勝進出(6位)、2022年には念願の王者となった。一方で、漫才師としても2020年のytv漫才新人賞、2021年のNHK上方漫才コンテストで優勝している。今大会では、その実力を証明するように決勝へ進出。コント王者が二刀流の戦いを制するか注目される。
蛙亭:大会史上初の男女コンビファイナリスト
蛙亭は、中野周平とイワクラの男女コンビで、結成15年目。大会史上初の男女コンビのファイナリストとなった。KOCでは2021年に決勝6位、2023年に決勝8位、イワクラ個人では2023年のR-1準決勝進出を果たしている。中野の小太りで聞き心地の良い声と、イワクラの朴訥さと奇抜さを併せ持つキャラクターが独特の味わいを生む。コントのイメージが強いが、漫才でもその個性は生きている。準決勝での評判が良く、決勝でのパフォーマンスに期待がかかる。
ななまがり:2年連続ファイナリストのネタ職人
ななまがりは、初瀬悠太と森下直人のコンビで、結成18年目。2年連続でファイナリスト入りを果たした。2014年に大阪から東京に拠点を移し、コンビでは2016年のKOC決勝9位、2024年のTHE SECONDグランプリファイナルベスト8、2025年のダブルインパクト決勝6位。森下個人で2020年のR-1決勝進出、初瀬個人で2026年のR-1決勝6位と、数々の主要賞レースで好成績を残してきたネタ職人だ。森下の奇想天外な言動に対し、初瀬が表情豊かにどストレートなツッコミを入れるスタイルで、インパクトの強い彼らが会場の空気を支配する可能性もある。
その他の注目コンビと今後の見どころ
このほかにも、非吉本勢として実力派が参戦している。ダブルインパクトは、漫才とコントの両方で高いレベルが求められるため、どのコンビも一発勝負のネタ選びが鍵となる。優勝賞金や今後のキャリアにも影響する大会だけに、各コンビの戦略にも注目したい。決勝は近日中に開催予定で、結果次第でお笑いシーンが大きく動く可能性がある。



