マイナビニュース編集部が実施した「衣替えのイマドキ事情」に関するアンケートで、80.4%の人が衣替えのタイミングが難しいと感じていることが明らかになった。調査は2026年6月10日、マイナビニュース会員500人を対象にインターネットログイン式で行われた。
衣替えの現状:7割以上が着手済みだが「一部だけ」が最多
「もう夏の衣類へ衣替えをしたか」という質問に対し、「完了した」は33.2%、「一部だけした」が39.0%で、合わせて72.2%が衣替えに着手済みだった。一方、「まだしていない」は15.0%、「基本的に衣替えをしない」は12.8%で、衣替えをしない層も一定数存在する。
注目すべきは「一部だけした」が最多だった点だ。従来の冬服から夏服への完全移行ではなく、半袖を出しつつ長袖も残す「グラデーション型の衣替え」が浸透している。
衣替えが難しい理由:面倒、気温変動、収納不足
衣替えをしない、または簡略化した理由として最も多かったのは「面倒」で45.3%。次いで「長袖を使う日がある」(27.3%)、「収納スペースが少ない」(25.2%)、「気温変化が激しい」(23.7%)が続いた。
「近年、衣替えのタイミングが難しいと感じますか?」の問いには、「とても感じる」が39.4%、「やや感じる」が41.0%で、合計80.4%が難しいと回答した。
実際の声:衣替え後に寒さで困った経験
アンケートでは具体的な体験談も寄せられた。46歳男性は「全て衣替えしたら予想外に寒い日があって、着るものに困ってしまった」とコメント。45歳男性は「最近暑くなってきたので冬服を片付けしたら、翌週には肌寒くなりクローゼットからまた冬服を出した」と振り返る。48歳女性は「しまってしまったけど朝晩は気温が低くて、出してきたら次の日から要らない。日によって気温差が大きすぎる」と訴える。
収納の悩み:スペース不足と「たんすの肥やし」
衣替えに関する悩みとして、44歳女性は「収納の下の方にしまった服はあまり着なくなること」、43歳男性は「押し入れの収納スペースがあまりない」、42歳男性は「適切な保管方法が分からない」「着る機会は少ないが捨てられない服に、収納場所が圧迫されている」と回答。中には「収納せず、空いたスペースに放置している」という声もあった。
まとめ:グラデーション型衣替えと収納の工夫が鍵
かつては6月に夏服、10月に冬服と明確な区切りがあった衣替えだが、近年の気温変動の激しさで従来のスタイルは通用しなくなっている。8割がタイミングの難しさを感じる中、冬服を一気にしまわず徐々に移行するグラデーション型や、長袖や羽織りものを残す一部だけの衣替えが標準になりつつある。ハンガーラックやオープン収納を活用し、季節の変わり目に着る服を取り出しやすくする工夫が有効だ。



