2025年に開催される大阪・関西万博の前売り券販売が伸び悩んでいる。目標としていた1400万枚に対し、現時点での販売枚数は約700万枚と、達成率は50%にとどまる。開催まで半年を切る中、目標達成には黄信号がともっている。
販売状況の詳細
博覧会協会によると、2024年12月時点での前売り券販売枚数は約700万枚。これは目標の半分に過ぎず、今後半年間でさらに700万枚を売り上げる必要がある。しかし、過去の万博と比較しても、前売り券の販売がこの時期に目標を大きく下回るのは異例だ。
目標達成への課題
販売低迷の要因として、万博への関心の低さや、チケット価格の高さが指摘されている。前売り券の価格は大人一枚4000円で、過去の万博と比べて割高感がある。また、万博のテーマや内容が十分に伝わっていないとの声もある。
博覧会協会の担当者は「現在、販売促進キャンペーンを強化しており、今後販売が加速することを期待している」と述べているが、具体的な販売戦略については明らかにされていない。
今後の見通し
専門家の間では、目標達成は困難との見方が強い。万博経済に詳しい関西大学の教授は「このままでは目標達成は厳しい。追加の販売施策や、企業向けの大口販売などが不可欠だ」と指摘する。一方で、開催直前の駆け込み需要も見込まれるため、楽観的な見方も一部にある。
万博は2025年4月13日から10月13日までの184日間開催される。入場者数目標は2820万人で、そのうち前売り券で1400万枚の販売を目指している。前売り券の販売が目標を下回れば、入場者数全体にも影響が出る可能性がある。



