NTTとTBSホールディングスは17日、教育と娯楽を組み合わせたエデュテインメント事業を推進する共同出資会社「e6合同会社」を8月8日に設立すると発表した。AI時代の子どもたちが「自分で決める力」を育むことを目的とし、デジタルゲームやスマホアプリ、トレーディングカードゲームなど、日常のあらゆるシーンに溶け込むコンテンツを創出する。テーマパークも視野に入れており、子どもたちが夢中で遊びながら自分の「好き」や「こうしたい」を選ぶ原体験を社会に実装する方針だ。
「e6」プロジェクトの事業化
「e6」は、両社が今年2月から共同で進めてきたプロジェクトを事業化する新会社。AIを活用した体験型コンテンツの開発・展開を中核とし、デジタルゲーム、スマホアプリ、トレーディングカードゲームなど多様なメディアで展開する。特に、子どもたちが主体的に選択する力を養う体験を重視し、エンターテインメントを通じた教育効果を狙う。
具体的なIPとして「感情騎士 -エモーショナル・ナイト-」の開発を進めるとともに、AIを活用した体験型コンテンツの展開、クリエイターが作品世界に参加できるコミュニティの構築を順次進める。年内を目途にマンガやショートアニメなどのコンテンツ展開を開始し、物語やキャラクターの魅力を発信することで、IPとしての認知拡大を図る。
両社のコメントと今後の展開
両社は「e6を通じて、子どもたちが夢中で遊びながら、自分の『好き』や『こうしたい』を選び取る原体験を創出し、AI時代の新たなエデュテインメントの社会実装に取り組んでまいります」とコメントしている。NTTとTBSは、それぞれの強みを活かし、テクノロジーとコンテンツの融合による新たな価値創造を目指す。
テーマパークについては具体的な計画は未定だが、将来的な展開可能性として視野に入れている。エデュテインメント市場は世界的に拡大しており、日本でも教育とエンターテインメントの融合が注目されている。今回の共同出資会社設立は、両社の長期的な成長戦略の一環と位置づけられる。



