秋の観光シーズンに合わせ、神戸市内の20を超える施設や事業者が、フィンランドの人気童話「ムーミン」との連携企画を10日から始めた。神戸ポートタワーなどでオリジナル商品の販売や、ムーミンらおなじみのキャラクターとの撮影スポットが設けられ、行楽客を楽しませている。
ポートタワーで展示やデジタルアート体験
企画は、ポートタワーの運営とプロデュースを手がけるフェリシモなどの主催で、11月30日まで。タワーでは、展望フロアや屋上デッキでムーミンらのパネルやアート作品を展示するほか、デジタルアートが体験できるエリアも設けられた。
北野メディウム邸などでは、ムーミンとコラボしたアフタヌーンティーを提供。臨海部や元町商店街などでは、ムーミンと仲間たちをあしらったフラッグを掲げて機運を盛り上げている。
公式アンバサダー三原舞依さんが登場
9日にはポートタワーで報道向けのお披露目会があり、10月からタワーの公式アンバサダーを務める神戸市出身のプロフィギュアスケーター、三原舞依さん(27)が駆けつけた。三原さんは、2022年にフィンランドで開かれた大会でムーミンの贈り物を受け取ったことがきっかけでファンになったといい、シリーズのキャラクター「リトルミイ」をイメージした赤いワンピース姿で登場。「かわいらしいムーミンたちに癒やされながら、神戸の街をたくさん歩いて楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。
市立博物館で「トーベとムーミン展」開催中
神戸市立博物館では、12月13日まで、ムーミンの生みの親であるフィンランドのトーベ・ヤンソン(1914~2001年)の作品からシリーズの魅力に迫る「トーベとムーミン展」(神戸市立博物館など主催)が開かれている。2025年にシリーズの小説が出版80周年を迎えたことを記念した特別展で、トーベの初期の油彩画やムーミンのスケッチなど約300点を展示している。