50代漫画家が伊豆「怪しい少年少女博物館」で感じた奇妙な魅力と感慨
伊豆「怪しい少年少女博物館」で覚えた奇妙な感慨

漫画家の倉田真由美氏(50代)が、人生後半の独り旅の一環として伊豆半島を訪れ、「怪しい少年少女博物館」で得た感慨を綴ったエッセイが話題を呼んでいる。倉田氏は「不気味なもの」や「奇妙なもの」に幼い頃から惹かれてきたと語り、その嗜好が博物館巡りへとつながったという。

メキシコ館で遭遇した臨時休館

倉田氏は友人2人と共に、まず「メキシコ館」を訪れた。しかし、駐車場に降り立つと人の気配がなく、不穏な空気が漂っていた。入り口に近づくと「本日臨時休館」の文字が。ガラス越しに見えたのは、小泉元首相、イチロー、ブルース・リー、アーノルド・シュワルツネッガーらしき蝋人形が血の気のない顔で並ぶ異様な光景。「どこがメキシコなんだろう」と友人がつぶやくほど、展示内容と館名のミスマッチが印象的だった。

「怪しい少年少女博物館」への期待と落胆

気を取り直して向かったのが、「怪しい少年少女博物館」という名の施設。倉田氏は「名前からして怪しい」と期待を膨らませたが、到着すると再び臨時休館の札が。悪い予感が的中し、3人はがっかりしながらも、ガラス越しに内部を覗き込んだ。そこには昭和の少年少女を模した人形や、奇妙なオブジェが雑然と並び、不気味でありながらもどこか懐かしい雰囲気が漂っていた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

幼少期の記憶と結びつく感慨

倉田氏は、こうした「怪しい博物館」が自身の幼少期の記憶を呼び覚ますと語る。子供の頃に感じた、得体の知れないものへの好奇心や恐怖が、大人になった今でも博物館という形で再現されていることに感慨を覚えたという。「正統派の博物館もいいけれど、何やらよくわからないものが雑然と置かれた博物館には、独特の味わいがある」と倉田氏は述べている。

再訪への決意

今回の旅では2館とも入れなかったが、倉田氏は「いつか必ず再訪したい」と決意を新たにした。特に「怪しい少年少女博物館」の内部は、ガラス越しに見えた限りでも強烈な印象を残し、その全貌を見るのが楽しみだと語る。「次こそは開いていることを願って」と、旅の続きを心待ちにしている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ