鹿児島市は2025年の観光統計をまとめた。市内への観光客数は963万2000人(前年比1.8%増)で、4年連続の増加となった。県内へのクルーズ船寄港数が過去最多を記録したことなどからインバウンド(訪日客)が増え、新型コロナ禍からの回復を後押しした。
観光消費額と経済波及効果も増加
発表によると、観光消費額は1380億8600万円(同11.8%増)となり、経済波及効果も1947億8000万円と11.9%増えた。宿泊観光客数は前年並みの401万9000人(前年比0.02%減)だった。
外国人宿泊客は韓国が大幅増
外国人の宿泊客は、鹿児島空港の定期便が増加した韓国が77.5%増の11万6515人と大幅に増えた。次いで中国9万7736人(同0.6%増)、台湾4万8655人(同4.8%増)、アメリカ2万6034人(同6.0%増)の順だった。一方、香港は定期便の運休が響き、61.2%減の2万1766人と低迷した。
月別では7月と9月に減少
月別では、7月が前年比7.3%、9月は同9.9%それぞれ減少した。6月の霧島連山・新燃岳の噴火や、姶良市と霧島市を中心に被害をもたらした8月の記録的大雨などが影響した。
市は今年度、台湾や香港向けにモデルコースを作るなどして誘客を進める。市観光戦略推進課の大沢晃課長は「引き続きインバウンドを取り込めるよう、プロモーションに力を入れていく」と話した。



