愛知県半田市の「半田赤レンガ建物」で「ドイツフェスティバル」(10~12日)が開かれており、日本のビール草創期に招かれ、醸造を指導したドイツ人技師の手紙を複製したパネル展が行われている。
1901年の手紙、ドイツで発見
手紙は、「カブトビール」工場だった同建物敷地内の社宅で、ヨゼフ・ボンゴルが1901年にドイツの親類宛てにつづったもの。昨年、ドイツで便箋13枚が見つかった。ボンゴルは「私は世界の反対側にいる」という孤独感を伝え、「蚊が多い」「仕事は数時間で鶏や豚を飼い、散歩している」といった日常などをつづっていた。
企画者のコメントとフェスティバル内容
展示を企画した赤煉瓦倶楽部半田の馬場信雄理事長は「未知だったカブトビール開発当時の様子がうかがえる」と話している。展示は25日まで。
一方、ドイツフェスティバルでは、ソーセージやドイツパン、ドイツビールのほか、復刻したカブトビールを提供。「アルプス音楽団」の演奏やドイツ製ミニ蒸気機関車の体験乗車などの催しもある。