国スポデモスポのビリヤード、夫婦で出場へ 佐井川さん夫妻が練習に励む
国スポデモスポのビリヤード、夫婦で出場へ 佐井川さん夫妻が練習

秋に開催されるあおもり国スポでは、正式競技や公開競技のほか、県民が気軽に参加できる「デモンストレーションスポーツ(デモスポ)」も数多く行われる。ビリヤードもその一つで、出場する夫婦が愛する競技の魅力を紹介しようと勝利を目指して練習に励んでいる。

心地よい静寂と緊張に包まれた店内に「カツーン」と球をはじく音が響く。国スポに出場するつがる市の会社員、佐井川伯(つかさ)さん(47)と友科里さん(51)の夫妻は、弘前市桔梗野のビリヤード店「ヒロサキ スーパーショット シード」まで週に1、2回通って腕を磨いている。

ビリヤード歴25~30年の夫妻が魅力を語る

ビリヤード歴は、試合から一時離れた時期も含めて25~30年。友科里さんは「思う場所に自在に手球をコントロールできるとメチャメチャ楽しい」と魅力を語り、伯さんは「ビリヤードはパズルのようなゲーム。どう試合を組み立てて球を落とすか考える面白さがある」と話す。

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店を経営する公認プロの佐藤麻子さん(46)も指導にあたる。友科里さんの長所を「まじめでストイック。常に課題を持って取り組んでいる」、伯さんに対しても「限られた時間の中で少しでも進化しようとしている」と高く評価し、活躍を期待している。

県内の競技人口は約50人、試合は10月4日に開催

県ビリヤード協会の奥崎誠会長(54)によると、県内の競技人口は約50人。国スポを機に、年中楽しめる屋内スポーツとして戦略性や奥深さを広く知ってもらいたいという。「若い人に続けてもらい、子供や孫と一緒にプレーして、楽しく盛り上げていければ」と期待する。

試合は10月4日、弘前市土手町のビリヤード場「朝日会館マンハッタンクラブ」で開催される。試合方式は、小さい番号の的球から狙って9番ボールをポケットに落とした方が勝利する「ナインボール」。佐井川さん夫妻を含め、出場する32人は全員が県内のアマチュア選手で、顔見知りばかりだ。

性別や体格に左右されないメンタルスポーツ

ビリヤードは性別や体格による差が生まれにくく、子供から高齢者まで幅広い年齢層で真剣勝負できるのが特長。技術と精神面が勝敗を左右するメンタルスポーツだ。

伯さんは「手が震えるような緊張感は普段の生活では味わえない。それをジュニアから年配のプレーヤーまで、いろんな人と知り合い、同じ土俵で競える」と勝ち上がりを誓う。友科里さんは「女性の競技人口は少ない。女子に一人でも多く『やってみよう』と思ってもらえるプレーをしたい」と意気込んだ。

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