20代の女性が、結婚式を挙げたくないと両親に伝えたところ、「けじめとして挙げるべきだ」と言われて悩んでいる。この相談に対し、ミュージシャン・ラジオパーソナリティーのアンジェリーナ1/3さんは「結婚式は親孝行の一つの形」と助言した。
「挙げてよかった」と話す友人も
相談者のルルさんは先日、市役所に婚姻届を提出した。結婚式を挙げる気はないため、両親に「両家で軽く食事会を開きたい」と伝えたが、「結婚式を挙げろ」と聞き入れてもらえないという。
ルルさんが式を挙げたくない理由は、ウェディングドレスを着て注目を浴びることや、その姿が写真や映像として残ることが耐え難く嫌だからだ。夫は挙式にこだわりがなく、嫌ならやらなくていいというスタンス。一方、両親は「結婚式は、けじめとしてとにかくやるべきだ。礼儀的にもやった方がいい」と考えている。
ルルさんは「新婦である私が嫌だと言っているのに、親戚に顔を立てるために、決して安くはない費用をかけて式を挙げるのは納得がいかない」と訴える。両親にお金を出してもらったとしても、耐え難い苦痛を感じてまでやる意味がわからないという。式を挙げないと決めたら済む話だが、親の性格上、一生文句を言われそうで憂鬱だと話す。
「挙げることだけが感謝を伝える術ではない」
アンジェリーナ1/3さんは「親御さんの立場とルルさんの立場、どちらの気持ちも大切です」と述べる。自身も25歳で、周りの友達で結婚している子が増えてきたといい、中にはルルさんと同じく結婚式を挙げたくないが親に言われて挙げた人もいると明かす。「最後は、挙げてよかったと言っていました」と話す。
その友人たちと話した時に思ったのは、「結婚式は親孝行の一つの形なんだ」ということだ。「礼儀」という言葉を聞くと堅苦しく感じるかもしれないが、愛する娘が自分の手から巣立つ時、互いに感謝を伝える機会が結婚式なのだと説明する。「挙げることだけが感謝を伝える術ではありませんが、一つ形に残るものとして、ご両親に寄り添う選択を考えてみるのも悪くないと思います」と提案した。
ドレス以外の選択肢や撮影禁止も提案
その一方で、ルルさんの気持ちも大切にされるべきだとし、ウェディングドレス以外の選択肢を紹介。「私の母は海外の人で、日本の文化や家族の中で大切にしていることを尊重して和装で式を挙げ、ウェディングフォトを撮りました」と明かす。パンツスタイルのコーディネートやお気に入りのワンピースで式を挙げる人もいるとし、「ウェディングドレスだけじゃない選択もたくさんあります!」と伝えた。
注目されたくない、不特定多数の記録に残りたくない場合は、「撮影禁止です! この日を記憶に残してください!」といった遊び心を入れた招待状や挙式前のアナウンスを入れる方法も提案。お互いの親族のみで式を行う選択肢もあるとしている。
最後に「ルルさんの心も、ご家族の心も大切にしてほしいです」と述べ、「旦那さんにも心のうちをお話しして、2人で病めるときも健やかなるときも、敬い、慰め合い、助け合ってくださいね」と締めくくった。



