奈良・正倉院の宝物を紹介する「第78回正倉院展」(主催・奈良国立博物館、特別協力・読売新聞社)が24日、奈良市の奈良国立博物館で開幕した。来館者が華やかな天平文化を今に伝える宝物60件(初出展11件)を鑑賞した。
ペルシャ風の水差し「漆胡瓶」
ペルシャ風の水差し「漆胡瓶」は、正倉院を代表する宝物の一つ。聖武天皇の遺愛品で、黒漆を塗り、銀の薄板でシカやオシドリなどの文様を表現している。東京都葛飾区の会社員(47)は「蓋の部分が鳥のくちばしのような形で素敵。鑑賞用か、実際に使ったのか、想像を膨らませるのも楽しい」と声を弾ませた。
ユニークな仮面劇の宝物も
そのほか、仮面劇で使われた「伎楽面 酔胡王」など、ユニークな見た目の宝物も並ぶ。11月9日まで(会期中無休)。事前予約が必要な日時指定入場制で、観覧券はローソンチケットなどで販売している。