俳優の一ノ瀬ワタルが27日、都内で行われた映画『四月の余白』公開記念舞台あいさつに登場した。初の映画主演となった本作で“いい人”を演じたが、イベントで「昔は悪役を極めようと思っていた」と告白する場面があった。
映画『四月の余白』の概要と一ノ瀬の役柄
『ミッシング』『空白』などで、人が思わず目を背けたくなるような感情や社会の歪みを描いてきた吉田恵輔監督(※吉=つちよし)。本作は、監督自身が多感な時期に出会った非行少年や、彼らを取り巻くコミュニティをモデルにした作品で、人の痛みも常識も理解できない少年たちと、そんな子どもたちに真正面から向き合おうとする大人の生々しいもがきを描く。
本作はNetflixオリジナルドラマ『サンクチュアリ-聖域-』で主演し、話題を集めた一ノ瀬の初主演映画。本作では、荒れる子どもたちに本気でぶつかりながらも笑顔を絶やさない更生施設「みらいの里」の寮長・西健吾を演じた。
舞台あいさつでの一ノ瀬のコメント
無事に今日公開を迎え「足元がすごく悪い中、こんな満席でうれしいです」とにっこり。しかし「観る人によってはいろんな見方ができると思いますので、不安もあるっすな」と明かすと、客席から「カッコよかったよ!」という声が飛び、「ほんとっすか!ありがとうございます!」と喜んでいた。
以前はヤクザやチンピラの役が多く「昔は悪役を極めようと思っていた」と明かした一ノ瀬だが、本作では元半グレでありながら、今は寮長として理由なき暴力を繰り返す少年と本気で向き合いながら更生への道を模索する難役に挑戦。監督から「悪役のイメージから、今は“いい人”というイメージに変わってきたのでピッタリだった」と言われ、その演技についても絶賛されると「みんなの前でそんなこと言われてうれしいっすね(笑)」と照れていた。
舞台あいさつには、夏帆、上阪隼人、山崎七海(※崎=たつざき)、吉田恵輔監督も参加した。



