マーベル・スタジオは、米サンディエゴで開催中の世界最大級のポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン2026」で現地時間26日、映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日日米同時公開)のパネルを開催。ロバート・ダウニー・Jr.演じるドクター・ドゥームの全身ビジュアルが初公開されたほか、ヘイリー・アトウェルがペギー・カーター役で復帰することが発表された。
約2年ぶりの大規模発表
マーベル・スタジオがサンディエゴ・コミコンで大規模な発表を行うのは約2年ぶり。2024年には、ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマンから一転、最強のヴィラン(悪役)、ドクター・ドゥーム役を務めることが電撃発表され、世界中のファンを驚かせた。
今回は開演前から、来場者全員にドクター・ドゥームをモチーフにしたマスクとケープが配布され、会場は異様な熱気に包まれた。ステージにはマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギをはじめ、ジョー&アンソニー・ルッソ監督、ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンスら総勢17人のキャストが集結。会場は大歓声に包まれた。
ペギー・カーター復帰に喜び
ステージにはヘイリー・アトウェルの姿もあり、スティーブ・ロジャースの愛するペギー・カーターが『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』で復帰することが正式発表された。ヘイリーは「ペギーとしてこのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の家族のもとに帰ってこられるなんて思ってもみませんでした。しかも、今回は全く異なるスケールと緊張感の中で彼女を描くことになります。スティーブとの関係性を含め、皆さんに早く見せたくてウキウキしています」と喜びを露わにした。
監督とキャストのコメント
監督のルッソ兄弟は、ドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニー・Jr.について「これまでのイメージを180度覆すような、全く新しい挑戦をしました。彼もそれに完璧に応えてくれた」と絶賛。「12月18日、その驚異的な成果を皆さんが目撃することになります。『エンドゲーム』を超えようとするのは愚かな試みですが、僕たちがやろうとしているのは“スケールの拡大”ではなく“感情の振れ幅の極限化”です。ドゥームという存在が全員の運命をどう引き裂くか、覚悟して観てほしい」と語った。
ロバート・ダウニー・Jr.も「僕にとってもMCUにとっても、これは全く新しい章の始まりです。昔の自分を懐かしむ暇なんてないくらい、ビクター(ドゥーム)の野心はすさまじい」とコメントした。
ファンタスティック4のリーダー、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役のペドロ・パスカルは「リードとドゥームには単なる敵対関係を超えた深く複雑な過去の因縁があります。ヒーロー対ヴィランではなく、個人的な歴史が絡み合うドラマになっているのが、この作品の本当に素晴らしいところです」と明かした。
トークの最中には、普段とは異なるグレーのコスチュームをまとったデッドプールことライアン・レイノルズが客席から突然現れるサプライズもあった。
ファイギ社長の期待
パネル終了後、プレスラインに登場したファイギは、ドクター・ドゥームについて「すべてのスーパーヴィランの原点とも言える存在。魅力は象徴的なビジュアルやマスクだけではありません」と紹介。「彼は欠点や傲慢さ、天才的な頭脳や人間味をあわせ持ち、何より自分こそがヒーローであり、世界を救う存在だと心から信じています。それこそが彼の魅力であり、ロバート・ダウニー・Jr.に演じてもらうことを楽しみにしている理由です」と期待を寄せた。
本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)のその後を描く作品。“最高のフィナーレ”として世界中を魅了した「エンドゲーム」の先にどんなドラマが待ち受けるのか。ロバート・ダウニー・Jr.も「『ドゥームズデイ』の物語の先には、『エンドゲーム』の後に続く作品を期待外れにしないための、唯一の”解決策”がある。それを実現し、信頼と敬意を再び勝ち取るために、私たちは長く、懸命に取り組んできた」とコメントしている。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は、12月18日に日米同時公開される。



