市川團十郎、娘・ぼたんからの手紙に瞳潤ませ「うるっときちゃいます」
市川團十郎、娘・ぼたんの手紙に涙「うるっときちゃいます」

歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎と八代目市川新之助が25日、都内で行われた映画『襲名』初日舞台あいさつに登壇した。イベントでは、團十郎の娘・市川ぼたんからの直筆の手紙がサプライズで披露され、團十郎が瞳を潤ませる場面があった。

娘・ぼたんからの手紙に込められた思い

ぼたんの手紙には、公開のお祝いや歌舞伎に向き合う2人の姿についてつづられていた。その中で「私が一番鮮明に覚えているのは、『星合世十三團』でパパの声が出なくなっちゃった時。私は小さかったけど、パパにメッセージを書いたり、パパが本当に大変そうだったのをよく覚えています。そんな中、勸玄は淡々と1人で全部こなして、パパの分もやっちゃうよみたいな姿」が印象的だったと書かれていた。

娘からの手紙に、團十郎は「本人も歌舞伎やりたいでしょうし、いろんな思いの中で父の姿や弟の姿を見て、うちの家族の中で最も大人な意見が今の手紙だと思います」と語り、「娘の素直に言ってくれるところにうるっときちゃいます」と瞳を潤ませた。

新之助も姉への思いを語る

新之助は「お姉ちゃんが言っているところを想像できて、普段はふざているように見えても裏ではそういうことも考えているんだなと思って」と口にすると、すかさず團十郎から「普段からちゃんとしていますよ」とツッコミが入った。改めて、新之助が「いいお姉ちゃんだなと思います」と笑顔を見せると、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

映画『襲名』の見どころ

今作は、2022年に行われた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」の全貌を真正面からとらえた歌舞伎記録映画。三池崇史監督にとって初のドキュメンタリー映画であり、祝幕は現代アートの巨匠・村上隆氏が手がけ、出演には團十郎をはじめとする当代随一の名優たちが顔をそろえる。