花瀬琴音、井筒和幸監督作『国境』で全編大阪弁の“浪速の女”に挑戦
花瀬琴音、井筒監督『国境』で大阪弁の“浪速の女”に

俳優の花瀬琴音が、伊藤英明と染谷将太が共演する映画『国境』(2027年公開)に出演することが発表された。染谷演じる二宮を支える従妹・ユキ役で、全編大阪弁の“浪速の女”に挑む。

黒川博行の小説を井筒和幸監督が映画化

本作は、『後妻業』などで知られる黒川博行の同名小説(文春文庫)を、『パッチギ!』などの井筒和幸監督が実写映画化。大阪のヤクザ・桑原と建設コンサルタント・二宮が、だまし取られた金を取り返すため北朝鮮へ密入国し、高飛びした詐欺師を追うノワールアクションだ。桑原を伊藤、二宮を染谷が演じ、オール関西ロケで撮影された。

今回出演が発表された花瀬は、映画『遠いところ』(2023年)で映画初主演を務め、『すずめの戸締まり』(2022年)、『8番出口』(2025年)などに出演。2026年下半期には出演した映画4作品(『マッチング TRUE LOVE』『わたしの知らない子どもたち』『4アウト―もう一度、プレイボール―』『すべて真夜中の恋人たち』)の公開を控える注目株だ。

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キャスティング難航も井筒監督が即決

『国境』で花瀬が演じるユキは、ダンススクールで働く一方、二宮の助手も務める人物。どんな状況にもひるまない度胸の持ち主で、ヤクザを前にしても動じず、二宮を冷静に支える。

ユキ役は、物語の鍵を握る存在として製作陣が重視する一方、「芯のある強さ」「流ちょうな関西弁」「愛嬌」を兼ね備えた人物を求め、キャスティングは難航したという。そんな中、候補者の一人として製作陣の目に留まったのが花瀬だった。村岡伸一郎プロデューサーによると、候補者と井筒監督との面談を行うことになり、最初に対面したのが花瀬だった。花瀬が帰った直後、井筒監督は「あの子ええやん、ユキやん!決まりや!」と即決。村岡プロデューサーは「監督と話し出した花瀬さんは、もうその時ユキになっていた」と振り返っている。

東京出身の花瀬だが、両親は関西出身で、幼い頃から関西弁に親しんできた。しかし、リハーサルで井筒監督から「関西弁に神戸を感じる。浪速のチャキチャキ感がいい」と求められ、自ら申し出て撮影開始の約2週間前に大阪入りしたという。

花瀬琴音のコメントと場面写真も公開

花瀬は「新世界で出会ったお姉さまに『大事なんは、相手を笑かしたいっていうサービス精神やで』と教えていただきました」と役作りを回想。「浪速のサービス精神が、伊藤さん、染谷さんと共に、豪快に国境をまたぎますように!!」とコメントしている。

あわせて花瀬演じるユキの強い意思を感じる1ショットスチール、染谷演じる二宮との日常を切り取った場面写真、井筒監督とのメイキングスチールも公開された。

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