ハ・ジョンウ主演『1971、ハイジャック事件』キャラクター予告解禁、59人乗せた機内の攻防
ハ・ジョンウ『1971、ハイジャック事件』予告解禁、59人の攻防

1971年に韓国で起きた旅客機ハイジャック事件を基にした映画『1971、ハイジャック事件』が、11月13日より新宿ピカデリーほか全国で公開される。ハ・ジョンウ、ヨ・ジング、ソン・ドンイル、チェ・スビンが演じる4人に焦点を当てたキャラクターポスターと予告編、場面写真が公開された。

束草発ソウル行き旅客機で2度の爆発

物語の舞台は、韓国・束草(ソクチョ)空港からソウル金浦空港へ向かう旅客機。飛行中、突如2度の爆発に見舞われる。手製の爆弾を持ち込んだ乗客ヨンデ(ヨ・ジング)がハイジャックを宣言し、「北へ向かえ」と要求する。機内には乗客乗員59人。負傷した機長に代わって操縦かんを握る副機長テイン(ハ・ジョンウ)は、軍事境界線が迫る中、乗客たちを守るための決断を迫られる。

ハ・ジョンウ、極限サバイバルの得意分野で挑む

主人公の副機長テインを演じるのは、『チェイサー』『ベルリンファイル』『1987、ある闘いの真実』などの主演を務め、韓国映画を牽引してきたスター俳優ハ・ジョンウ。『テロ,ライブ』『白頭山大噴火』といったパニック系のエンターテインメントにも数多く出演してきたハ・ジョンウは、“極限サバイバル”のシチュエーションも得意分野。テインのキャラクターに豊かな人間味を吹き込む。

さらに、時代に翻ろうされ凶行へ走ったハイジャック犯の青年ヨンデ役をヨ・ジング、ベテラン機長ギュシク役をソン・ドンイル、客室乗務員オクスン役をチェ・スビンが演じる。監督は『白頭山大噴火』『アシュラ』などで助監督を務めたキム・ソンハン、脚本は『1987、ある闘いの真実』のキム・ギョンチャンが手がけた。

過去のトラウマと向き合うテイン、狂気のヨンデ

公開されたキャラクター予告では、ヨンデが機内に爆弾を投げ、ハイジャックを宣言する場面から、テインが交渉を試みる姿までを映し出す。テインはかつて戦闘機パイロットとして、北朝鮮へ向かう旅客機の阻止を命じられたことがあった。しかし、乗客への被害を恐れて射撃をためらい、乗客乗員51人が北朝鮮へ連れ去られたという過去を抱えている。今回も乗客の命を第一に考え、「望みどおりにする。その間に乗客を降ろそう」とヨンデとの交渉を試みる。

一方、ハイジャックを起こしたヨンデは、兄が北朝鮮へ渡ったことで一方的に共産主義者と決めつけられ、迫害を受けてきた青年。「“死ぬ”?生きることのほうが恐ろしい」と言い放ち、目的達成のために暴力も厭わず狂気の表情で機内を制圧していく。

機長ギュシクと客室乗務員オクスンの奮闘

また「軍人としては最悪だが旅客機の操縦士なら合格だ」とテインの過去を知ったうえで信頼を寄せるのは、ベテラン機長ギュシク。「俺の命を預けよう」と離陸した旅客機でハイジャック犯による爆発で目を負傷し、視力を失う中、テインとともに墜落の危機を全力で回避する。

客室乗務員のオクスンも、パニックに陥った乗客を落ち着かせ、けが人を手当てするほか、北朝鮮へ連れ去られた場合に備えて乗客の身分証を回収する。軍事境界線が迫る機内で、異なる立場の4人が何を守ろうとするのかを映し出している。