俳優のグレン・パウエルが主演する映画『大富豪になるための正しい殺し方』(11月13日公開)から、パウエルのインタビュー映像とメイキング写真2点が公開された。
本作は、生まれながらに大富豪一族から追放されたベケット・レッドフェロー(パウエル)が、遺産と自分にふさわしい人生を取り戻そうとする「逆転相続サスペンス」。上流階級育ちの母から教わった知性と教養を武器に、相続の障壁となる親族たちを巧妙な“事故”に見せかけて殺害していく。しかし、ジュリア(マーガレット・クアリー)の登場によって、計画は狂い始める。
「殺人の要素がある『オーシャンズ11』」と表現
280億ドルの遺産を巡る本作について、パウエルは「いわば“殺人の要素がある『オーシャンズ11』”」と表現し、ジョン・パットン・フォード監督の演出を「若き日のスティーヴン・ソダーバーグを彷彿とさせる」と絶賛している。
パウエルが本作の初期稿(当時のタイトルは『Rothschild』)に出合ったのは、2009年から2010年ごろのロサンゼルス。ハリウッドで評判になっていた脚本に自身も強く引かれ、フォード監督と話す中で、その構想に「こんな映画は見たことがない」と衝撃を受けたという。
監督の手腕と作品の魅力を語る
監督の手腕については、繊細なトーンを巧みにコントロールしていると評価。「画面作りやストーリーテリングに、実に遊び心があるんです。こんなにユニークな旅へと導いてくれる監督との出会いは、俳優にとってとても貴重なことです」と語る。
さらに、「多くの映画は他の映画と似ているように思えて、『ああ、こういう感じね』となりがちですが、この唯一無二の世界観に参加できたことは、とても胸が躍る体験でした」と撮影を振り返った。
殺人を描きながらも、演出には「軽快でポップな楽しさ」があるという。「この映画をクールにしているのは、『オーシャンズ11』や『グッドフェローズ』のような撮影スタイルです。本物のカッコよさと楽しさがあふれています」と説明し、「願望の成就があり、アメリカ的な野心を描いた物語」と作品の特徴を挙げた。
共演はクアリー、エド・ハリスら。北米配給はA24が手がけた。パウエルは本作を「クールな躍動感とロック魂が詰まっています」とも表現している。