福原遥「人生は一度きり」高校生400人と特別授業 教師姿でサプライズ登壇
福原遥「人生は一度きり」高校生400人と特別授業

俳優の福原遥と細田佳央太が26日、都内で行われた映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(8月7日公開)の高校生限定プレミアに登壇。劇中の高校教師・百合と涼の衣装でサプライズ登場し、全国から集まった高校生400人とティーチインを行った。

サプライズ登場に歓声、涙を拭う高校生も

本作は、シリーズ累計発行部数180万部を突破した汐見夏衛のベストセラー小説が原作。2023年公開の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編であり完結編となる。上映終了後、涙を拭う高校生たちが多く見られる中、福原と細田が教師姿でステージに現れると、会場は大歓声に包まれた。

前作では、福原演じる女子高生・百合が1945年にタイムスリップし、特攻隊員・彰(水上恒司)と恋に落ちる姿が描かれた。本作では、彰との別れから7年後、教師となった百合が主人公。細田は百合が勤める高校に赴任する臨時教員・涼を演じる。

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教師役の心境「不安いっぱいだった」

昨年の撮影以来、久しぶりに教師姿となった福原は「皆さん、映画はいかがでしたか?」と客席に呼びかけ、「面白かった!」「最高!」という声と拍手を受けて笑顔を見せた。「皆さんの元に作品を届けるのは毎回ドキドキしますが、この映画がしっかり皆さんの心に届いていたらいいなと思っています」と語った。

本作初の上映後舞台あいさつに緊張気味の細田も「劇中に出て来る高校生と同世代の皆さんに観ていただけて、しかも本編を観ていただいた皆さんの前に立つ初めてがこのタイミングというのもすごくうれしいです」と喜びを口にした。

本作で初挑戦した教師役について、福原は「これまで生徒役ばかりをやって来たので、もうそんな年齢になったんだ」としみじみ。「私は教師役は出来ないのではないか…と思って不安がいっぱいありましたが、佐久間彰(水上恒司)の想いを背負って生徒と真剣に向き合おうと必死に教師役を演じていました」と振り返った。

一方の細田も「年齢的にこれまで僕も生徒役が多かったけれど、今回唯一安心したのは生徒役で参加してくださった方々に僕よりも年上がいなかった事が一番うれしかった」と明かし「今回も皆さん年下が確定しているのでうれしいです!」と笑いを誘った。

応募総数6347人から選ばれた400人、特別な交流

会場には応募総数6347人の中から選ばれた400人が来場。学生たちから2人へ直接感想が伝えられる貴重な機会に多くの手が挙がる中、司会が指名した学生の1人が学校名を告げると、福原と細田はびっくり。撮影で訪れた高校の生徒だったのだ。さらに、その学生がエキストラとして撮影に参加していたと聞き、福原は「富士山が見える素敵な学校でした」、細田も「美術作品がたくさん飾ってあって、どれもすごかった」と撮影当時を懐かしんだ。

次に指名された学生から福山雅治が書き下ろした主題歌「邂逅(かいこう)」について質問されると、福原は「初めて聴いた時は涙が出そうになりました。歌詞がそのまま百合の気持ちを表していて、愛の素晴らしさと切なさを感じました。本作ではまだお会いできていないので、生で聴いてみたいです」とラブコール。細田も「時間をかけて丁寧に作ってくださった楽曲で、エンドロールでも流れて歌詞が残り続けて、映画のワンシーンが歌詞から想起しやすい。素敵な音楽で助けていただいた」と絶賛した。

インスパイアムービー初上映、「鳥肌が立った」

イベントでは、「邂逅」に乗せたインスパイアムービーも初上映。映像を見終えた福原と細田は「鳥肌が立っちゃいました……」と感動した様子を見せた。

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さらに、黒板いっぱいに貼られた高校生からの質問に2人が答える企画も実施。「高校生活で一番大切なことは?」という質問に、細田は「とにかく楽しむこと。高校生という存在が青春の塊だと思うので、とにかく悔いなく3年間楽しむことが一番大切なことだと思います」とエールを送った。自身の高校時代を振り返り、「テスト終わりに男子4人くらいでファミレスに行ってひたすらしゃべる時間が好きでした」と話した。

福原は「日々過ごす上で大切にしている事は?」との質問に「楽しむことは大切にしていて、今回の映画もそうですが、今自分たちが生きている世界の当たり前は当たり前じゃなくて、本当に幸せな事なんだと思います。小さな幸せを一つ一つ自分で救い上げて幸せを噛みしめる事も大事。人生は一度きりであっと言う間だと思うので、やりたいと思ったことは後悔ないように全力でやる事を大切にしています」と熱弁。

お気に入りのシーンと続編への思い

「本作のお気に入りのシーンは?」という質問に、細田は「戦争の悲惨さを伝える百合による特別授業のシーン」を挙げ、「本作の中で戦争をしてはいけないということをしっかりと伝えるシーンで、それを観て皆さんはどう受け取ったのだろうかと気になります」と感想を聞きたがっていた。

最後は「続編決定&出演が決まった時にどう思ったのか?」という質問に2人が回答。福原は「まずは『あの花』が多くの方に愛していただいたおかげで続編があるので、すごくうれしかったですし、本当にありがたい事だとファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいでした」と語り、「その期待に応えられるのか不安もあったけれど、『あの花』を愛していただけているのは本当にうれしいことなので、頑張りたいという思いでした。高校生の皆さんに愛されている作品で、今日もこうして皆さんに来ていただいて本当にうれしいです。この作品もたくさんの方に届けばいいなと思います」と願った。

細田も「自分にこんな素敵な純愛作品が出来るのかと怖さもありましたが、それを任せていただけたことがうれしかったです。前作が多くの方々に届いたことも知っていましたので、頑張ろう!という気持ちで臨ませていただきました」と振り返っていた。

星形の紙吹雪と特製ステッカーでフィナーレ

イベントは、福原と細田、そして400人の高校生が「夏は!」「あの星ー!」と声を合わせると、星形の紙吹雪が会場を舞う華やかな演出でフィナーレ。終了後には2人が劇場ロビーで来場者一人ひとりに特製「百合ステッカー」を手渡しするサプライズも行われ、1日限りの「特別授業」は大きな歓声の中で幕を閉じた。