TBS系で毎週日曜よる9時から放送中の日曜劇場『VIVANT』は、10月4日放送の第19話から後半戦に突入する。前半戦の最終回となった第18話では、中国の別班「シンシー」に捕らわれた黒須駿(松坂桃李)ら5人の別班員を救うため、主人公・乃木憂助(堺雅人)のもとに、義弟・ノコル(二宮和也)率いる民間軍事会社「PMSC Y2K」の部隊が集結。タイの実業家チョッキー・テーパーニット(オーム・タナパック)や、生存が判明した元警視庁公安部の諜報員・新庄浩太郎(竜星涼)も加わり、国籍や組織の垣根を越えた最強チームが結成された。
シャキ城での奪還作戦が本格化
第19話では、シンシーの拠点の一つである要塞・シャキ城を舞台に、乃木たちの奪還作戦が本格化する。シャキ城はゴルバド共和国にあり、城へ至る道が一本道しかなく、途中のオルコ村では村全体が見張り役を担う「難攻不落の天然要塞」だ。城内には無数の赤外線センサーや高度な監視システムが設置されている。
事前にシミュレーション訓練を重ねてきた乃木たちだが、現地では予期せぬトラブルが発生するという。天才ハッカー“ブルーウォーカー”こと太田梨歩(花岡すみれ)や、警視庁サイバー犯罪対策課の東条翔太(濱田岳)らも加わり、乃木チームは総力を結集してシンシーの防衛網に挑む。
心理戦と日本で起こる新たな危機
シャキ城での救出をめぐる攻防と並行して、野崎とシンシーの指導者層との心理戦が繰り広げられる。飲食を断たれ極限状態に追い込まれた野崎に対し、あえて手を差し伸べるのは、野崎の元エージェントでシンシーに所属するリュウ・ミンシュエン(堺雅人/三役)。「究極の愛は人を狂わせるんです」と、責任者のハン・リンシン(宮下今日子)に語るリュウの真意が描かれる。
また、予告動画のラストでは、日本にある乃木邸で眠る恋人で医師の柚木薫(二階堂ふみ)のもとに、何者かが忍び寄る衝撃の展開が映し出された。そばにはバルカの少女・ジャミーン(本間さえ)の姿もある。海外での攻防と日本国内の危機が交錯し、物語はさらに予測不能な展開へと進む。
飯田Pが語る第19話の見どころ
飯田和孝プロデューサーは、第19話の見どころについて「後半戦の注目はなんといっても別班員の奪還が叶うのかどうか、明日の第19話はまさにその幕開け、乃木を中心としたアベンジャーズの活躍がいよいよここから始まります」とコメント。キーパーソンとしてノコルと黒須を挙げ、「予告にも登場したスーツ姿のノコルが、まずは武力ではなく知力を生かして立ち回ります。3ヶ国語が入り乱れる撮影でしたが、圧倒的に場を支配しているのはノコルであり、演じる二宮さんでした」と語った。
さらに「ここから始まる反撃を想起させる黒須の演技にも注目してもらいたいです。今でも撮影時のことを覚えているのですが、モニターを見ていてある種の恐怖感を受けたのを鮮明に記憶していて、決して折れることがなく、燃え盛っている心の内を、静かに表現している演技は必見です」と述べた。
また、アゼルバイジャンでの撮影部分について「我々VIVANTチームが2ヶ月半を過ごしたアゼルバイジャンでの撮影部分も、ここからが本番です。美しい世界遺産での撮影など、物語と共に、視覚的にも楽しんでもらえると思います」と話した。
飯田Pは「改めて、ここまでの放送を見ていただいた皆様に感謝申し上げます。残り6回、スタッフ、キャスト一同、心を込めてお届けしますので、チームVIVANTの一員である視聴者の皆様も、しっかりと目と耳と心に焼き付けてもらえたら幸いです」と締めくくった。最終回は11月8日に放送予定で、残り6回の展開が続く。