『VIVANT』和田の最期に平山祐介が心境告白「死んでるのに熱くなっちゃって」
『VIVANT』和田の最期 平山祐介が撮影秘話を告白

TBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜 後9:00)の第20話が11日に放送され、別班員・和田貢(平山祐介)の悲痛な展開が大きな反響を呼んだ。放送後には、平山がTBSラジオ『VIVANT 悪役会議室』にゲスト出演。乃木憂助(堺雅人)との名シーンにまつわる撮影秘話を明かし、視聴者の感動をさらに誘った。

救出作戦の末に和田が発見される

同話では、乃木が中心となって結成したチームが、中国の裏組織シンシーに拘束された別班メンバーの救出作戦を実行。ノコル(二宮和也)率いるテントや、新庄浩太郎(竜星涼)、チョッキー(オーム・タナパック)らの協力を得て、天然の要塞・シャキ城への潜入を決行した。

兵士や赤外線センサーの罠を突破した乃木たちは、黒須駿(松坂桃李)、高田(市川笑三郎)、廣瀬(珠城りょう)、熊谷(西山潤)の救出に成功。しかし、牢獄に和田の姿はなく、隣の拷問室へ向かった乃木が目にしたのは、凄惨な拷問を受け、張りつけにされた和田の姿だった。右手の指をすべて切断され、腹部と胸部を刀で貫かれた和田に、乃木は最敬礼しながら「和田、よく頑張ったな。立派だ」と声をかける。さらに、和田の体に耳を当てた後、「日本に帰るぞ」と語りかけた。

SNSで悲しみの声と生存説が拡散

「全員生還」を掲げた作戦で仲間を救えなかった展開に、SNSでは「和田さん、生きててほしかった」「乃木との対面、辛過ぎる」「和田さんに一礼した瞬間、全てを悟って涙腺崩壊した」など、悲しみの声が続出。一方、乃木が和田の体に耳を当てた場面には「心音確認した時の反応がなんか生きてるっぽい」「まだ生存説を諦めてない」といった考察も広がった。

放送終了後の『悪役会議室』には、和田を演じた平山がゲスト出演。同番組は、第1シーズンで乃木に粛清された山本巧(迫田孝也)、ワニズ(河内大和)、ゴビ(馬場徹)らが、ドラマ本編の展開を考察する企画。今回は、シンシーの工作員トン・トルファン(東浩)が登場した後、和田も姿を見せ、思いがけない共演が実現した。

和田の最期を見届けた視聴者からは「和田さん亡くなって悲しんでたら、悪役会議室に出てきた」「完全に20.5話やってる」「和田さんの裏話聞けて嬉しい」などの声が上がり、番組は本編とは異なる形で注目を集めた。ドラマ本編の監督も務める宮崎陽平氏は、同日の『悪役会議室』のYouTubeチャンネルで同時接続数が25万4183人に達したことを報告した。

平山が明かした撮影秘話

番組内で平山は、乃木が拷問室に入ってくるシーンについて、和田が死亡している設定だったため「乃木が入って来るタイミングからずっと僕は息を止めてる」と告白。どこで映っているか分からず、息を止め続けた結果、「ずーっと。結果苦しくて」と撮影時の苦労を明かした。

さらに、乃木から「頑張ったな」と声をかけられた瞬間について、「あの声を聞いた時に、死んでるのに熱くなっちゃってウウッときた」と振り返った。目を閉じていたため堺の表情は見えなかったものの、「気持ちが凄く伝わってきちゃって。いや、勘弁してくれないかなって」と当時の心境を吐露。「気持ちが高ぶってうれしい。この気持ちで乃木が来てくれている。でも、俺はじっとしてなきゃいけない。これが凄くしんどかった」と語った。

乃木の「日本に帰るぞ」という言葉についても、「あれだけの仲間がわれわれを救出するために来てくれるっていうのは、そりゃ熱くなりますよね」と共感を示し、「あの“帰るぞ”っていう、あの言葉はシビれましたね」としみじみと語った。悲痛な本編の展開に加え、演じた平山自身の思いが明かされたことで、和田と乃木のシーンはあらためて視聴者の胸を打つものとなった。