Travis Japanの松田元太が主演を務めるテレビ朝日系オシドラサタデー『はだかんぼうたち』(毎週土曜 後11:00)の第3話が17日に放送された。第3話では、婚約を破棄した桃と鯖崎による、“恋人”という枠にとらわれない“名前のない関係”に陥っていく様子が描かれた。
婚約破棄から始まる“名前のない関係”
今作は、直木賞作家・江國香織氏の恋愛長編小説『はだかんぼうたち』を初映像化。興味を持った女性には、恋人や配偶者がいるかどうか関係なく、無邪気に近づいていく鯖崎涼(松田)を中心にした、美しくも危険な大人の三角関係を描く。鯖崎は10歳年上の歯科医・筒井桃(加藤ローサ)との都合の良い“恋人もどきの関係”を楽しみながらも、桃の親友で3児の母・堀田響子(大沢あかね)にも興味を示し、欲望のままに2人の間を揺れ動いていく。
第3話では完璧な婚約者であるはずの石羽拓(髙木雄也)に婚約指輪を返し、世間の呪縛から解き放たれた桃。それは、自分自身を取り戻すための大きな決断だった。しかし、それを知った鯖崎は、どこか他人行儀な態度で桃を受け流し、別の女性と親しげに姿を消してしまう。
「ごほうびちょうだい」とねだる鯖崎のギャップ
さらに、雨の夜、ふいに現れた鯖崎が「今度、ごほうびちょうだい」と無防備な笑顔で桃におねだりし、2人は甘い時間を過ごし、無邪気に夢を語る鯖崎の“少年のような姿”と、ふとした瞬間にこぼれ落ちる“艶っぽい大人の色気”。その強烈なギャップと魅力がふんだんにあふれる場面となった。
そして「私があなたといたいから、いるんだもの」という、自分の心の内を言い当てたかのような桃の言葉に、鯖崎は桃を見つめ返す。これまで出会った誰とも違う桃の存在に、鯖崎の心の防壁が一瞬揺らいだような、エモーショナルな名シーンとなった。
石羽に目撃され、挑発的な表情で幕
しかし、その後、桃のマンションの前で抱き合う鯖崎と桃を、石羽が目撃してしまう事態に…。言葉を失い、立ち尽くす石羽と目が合った瞬間、鯖崎は、桃の背中に手を回したまま、口元だけを“1ミリ”不敵に動かす。まるで石羽を挑発するかのような表情で幕を閉じた。
一方、婚約指輪を手放した桃は、3児の母として家庭を守り続ける親友・響子から猛反発を受けることに。婚約破棄を報告し、さらに10歳年下の鯖崎と出会ったことを打ち明けると、響子からは「恋人同士じゃなかったら何なの?」「体目当てでしょ!?」と、容赦ない正論が突きつける。
しかし、家族のためにすり減っていく響子の姿を目の当たりにしている桃は、その言葉が正しいと分かっていても、もう立ち止まることができない。「私と彼はどこか似ていて、同じ素材でできている」と語り、自分らしさを取り戻せる鯖崎との“名前のない関係”へと突き進んでいく。
第4話では石羽と対峙、葉月も再登場
常識や世間体に照らせば、鯖崎と桃の関係は危うく見えるもの。それでも桃は、「いま、この瞬間だけは息ができる」と感じられる場所へ、本能のままに踏み込む。正しさだけでは割り切れない大人の孤独と、誰かといることでようやく自分を取り戻せる切実さ。そんな桃の生き方に、心のどこかでは共感しつつも、響子の意見にもうなずいてしまう。
次回の第4話では、桃と一緒にいるところを目撃された鯖崎が、店を訪れた石羽と対峙(たいじ)することに。鯖崎の顧客でもあり、これまで鯖崎と桃の関係を知らずに店に通っていた石羽との間にどんな会話が繰り広げられるのか。また “名前のない関係”を楽しむ鯖崎と桃だが、会話にたびたび登場する響子に鯖崎がついに興味を抱き始める。そして鯖崎とただならぬ関係を予感させた水崎葉月(片岡凜)が再び鯖崎の前に登場。ますます恋模様が危険で複雑さを増していくことに…。
また、挿入歌、Hey! Say! JUMP「再会愛 Lie 期待して Cry」が、24日に先行配信されることが決定。11月11日発売の新アルバム『Juliet』に収録される1曲で、先行配信と同日の24日には、ミュージックビデオの公開も決定している。ドラマの世界観をより一層盛り上げる、歌謡テイストのメロディーと洗練されたリズム、そしてダンスが印象的な、大人のムード漂うシティポップ×J-POPとなる。
TELASA(テラサ)では髙木主演のスピンオフドラマ『はだかんぼうたち Another Story』が独占配信スタート。鯖崎とは対照的な、エリートで誠実、優しさがにじむ大人の男・石羽の視点から紡がれるオリジナルサイドストーリー。地上波本編の第2話で、桃の回想として少しだけ描かれたプロポーズシーンをはじめ、石羽と桃の出会いから、2人が少しずつ距離を縮め、やがて婚約へと至るまでの時間を丁寧に描いていく。
まるで初恋のように淡く、静かに胸をときめかせる石羽の恋。本編で描かれる赤裸々で強烈な大人の恋模様とは一線を画す、ここでしか見られない“一味違うピュア恋”に注目だ。そして、謎の女性・葉月が石羽にも接近…新たな波乱が予感される。
第4話(24日放送)あらすじ
靴職人の鯖崎涼は、筒井桃と一緒にいるところを、桃の婚約者で自身の顧客である石羽拓に目撃されてしまう。ある日、石羽が鯖崎の店を訪れると、2人の間には張り詰めた緊張感が走り――。一方、鯖崎と“名前のない関係”に陥った桃は、2人の関係に興味津々な親友の堀田響子から「桃をそこまで夢中にさせる彼に会ってみたい」とせがまれる。そんな中、鯖崎の前にはただならぬ関係を予感させる水崎葉月が再び現れる。周囲の人間関係が不穏な気配をまとう中、桃と鯖崎は互いに引き寄せられていくが…。それぞれの嫉妬と執着が渦巻き、大人の恋愛群像劇は、より深く複雑に絡み合っていく。