『GTO』初回、コロナで母失った生徒の自殺未遂描き反響「リアルすぎる」
GTO初回、コロナで母失った生徒の自殺未遂描き反響

俳優の反町隆史が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『GTO』(毎週月曜午後10時)の第1話が20日に放送され、SNS上で大きな反響を呼んでいる。以下、ネタバレを含む。

28年ぶりの連ドラ復活、鬼塚英吉が50代に

藤沢とおる氏の同名漫画を原作とする本作は、元暴走族の教師・鬼塚英吉が型破りな行動で生徒や学校の問題に体当たりで挑む学園ドラマ。反町演じる鬼塚が連続ドラマとして復活するのは約28年ぶりとなる。今回の舞台は、タブレットばかり見つめ、生徒間や教師とのやり取りをデジタル上で行うことが「普通」となった令和の高校。50代となった鬼塚が新たな教室でどのような授業を見せるのかが注目されている。

第1話冒頭では、たびたび教師を辞めさせられていた鬼塚に妻のあずさ(松嶋菜々子)が激怒する場面が描かれた。「この前、学校クビになった時も間違ったことはしてないって言ってたけども。じゃあ聞くけども、そもそもあなたの言うグレートティーチャーって一体なんなわけ?どんな教師のこと言うの?」と詰め寄るあずさ。答えられない鬼塚に「一刻も早く次の就職先見つけて、次の学校は絶対辞めないって約束して!もちろん、グレートティーチャーとは何かという答えもちゃんと出して、それがダメなら!」と離婚届を突きつける。この夫婦共演シーンに視聴者からは「こんな豪華なやり取り見れるとは」と興奮の声が上がった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

不登校の生徒・健太、コロナで母を失ったトラウマ

再就職先に困る鬼塚だったが、かつての教え子・渡辺マサル(山崎裕太)の助言で、ある企業が運営する「私立誠進学園」の面接を受ける。採用担当者は偶然にも元教え子の宮澤龍之介(工藤阿須加)で、熱血教師を探していた龍之介は鬼塚の採用を即決。晴れて教師として現場に戻ることになった鬼塚は、1年B組の担任を任されるが、生徒たちはタブレットばかり見て目も合わせようとしない。

そんな中、鬼塚はクラスに片山健太(森本陸斗)という不登校の生徒がいると知る。クラスメートに登校を促すよう説得に行こうと呼びかけるが、生徒たちの反応は冷めたものだった。1人で健太のもとを訪れた鬼塚に対し、健太は「行っても意味ないんで。もうすぐ死ぬんで」と言い放つ。再び説得に訪れた鬼塚を、健太は自殺を止められるかを試して困らせる。実は健太は、新型コロナウイルスに罹患して亡くなった母親に対して、自分が移してしまったと責任を感じていた。そっけない父親の態度がより負い目を感じさせていた。

鬼塚が身を挺して自殺を阻止「俺が寂しいからだ」

健太は集団自殺のグループに参加し、本当に死のうとする。一行を乗せた車を、鬼塚は身を挺して止め、健太らを引きずり出す。「なんで死んじゃいけないのか?」と迫る健太に、鬼塚は「俺が寂しいからだ」と返す。「自分を許してやれ、悪いのはコロナだ」と言う鬼塚の説得に心動かされる健太。鬼塚はバイクに乗せ一緒に帰ることに。健太は鬼塚の体にぎゅっとしがみつき、久しぶりに人の温もりを味わい涙する。

問題は無事解決したかに見えたが、翌日の教室に健太の姿はなかった。鬼塚が肩を落とすと、教室の扉が開き、元気よく健太が登場。父親との関係も修復できていた。健太の元気な様子に喜ぶ鬼塚だったが、クラスのチャットには「鬼塚、はずそ」という書き込みが。生徒たちからは鬼塚に対して多数の低評価が寄せられる。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

視聴者から「リアルすぎる」「考えさせられる」の声

放送後、SNS上では「過去の自分と重なりすぎて涙腺崩壊したけど最高の一話でした!!」「1話から色々考えさせられる」「これぞGTOって感じで面白い!!」「コロナでお母さんが亡くなるとか、あまりにもリアルすぎるんだが」といったコメントが相次いだ。令和ならではの時代背景や、コロナ禍で家族を失った生徒の心理描写が視聴者の共感を呼んだ形だ。

第1話では、反町隆史と松嶋菜々子の夫婦共演も実現。視聴者からは「あんなラブラブな感じだったのに離婚届を突きつけるなんて」と驚きの声も上がっている。今後の展開に注目が集まる。