ふかわりょう、大河ドラマ初出演で徳川家定役「これほどの親孝行はありません」
ふかわりょう、大河初出演で徳川家定役「親孝行」

お笑い芸人のふかわりょうが、2027年に放送予定のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演することが23日、発表された。ふかわは、松坂桃李が主演を務める同作で、江戸幕府13代将軍・徳川家定を演じる。大河ドラマへの出演は今回が初めてとなる。

ふかわりょう、徳川家定役に抜擢

ふかわが演じる徳川家定は、ペリー来航直後の混乱期に、父・家慶の急死により将軍に就任。病弱で内向的な性格から、周囲には「将軍の器にあらず」と噂され、お飾りとして扱われる役柄だ。子がなかったため、本人の意思とは無関係に次期将軍をめぐる対立が激化。そんな孤独な家定に寄り添ったのが、不遇の時代を長く過ごした彦根藩主・井伊直弼だった。国内外の問題が山積し政争がエスカレートする中、家定はのちの家茂を継嗣と定め、井伊を電撃的に大老に任命する存在として描かれる。

「これほどの親孝行はありません」と喜び

ふかわは今回の出演について、「すぐに両親に報告すると、電話越しに喜びの声が聞こえてきました」と明かし、「これほどの親孝行はありません」と喜びを表現。「『大河ドラマ』という、由緒ある舞台から声を掛けていただき、非常に感謝しています」とコメントした。続けて、「芸能界で長らく活動していながら、私が足を運ぶ場所ではないと思っていたので、人生、わからないものです。歳を重ねると、こんな素敵なご褒美をいただけるとは。13代将軍・徳川家定。日米修好通商条約締結という難局に直面し、不審死を遂げた悲劇の将軍。きっと井伊直弼とのやりとりもあるのでしょう」と想像を膨らませた。さらに、「私にその大役が務まるのか不安もありますが、人間性の部分で重なるところもあり、今は期待に胸を膨らませています。用心深く、一癖ある将軍をお茶の間にお届けできればと思います」と意欲を示した。

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ふかわりょうの経歴と俳優活動

ふかわは1974年生まれ、神奈川県出身。高校2年生の時に音楽とお笑いの嗜好からテレビの世界に憧れ、20歳で芸能界の門を叩くと決め、慶應義塾大学経済学部に進学。在学中の1994年8月にデビューした。長髪に白いヘアバンドの独特な装いで、リズムに乗ってつぶやくシュールな一言ネタやあるあるネタで話題を集めた。特技のピアノを活かした音楽活動や執筆活動などマルチな才能を発揮。近年は『アポロの歌』(2025年)、『能面検事』(2025年)、『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3』(2026年)などに出演し、俳優としても活動の幅を広げている。

『逆賊の幕臣』とは

本作は、幕末の幕臣・小栗忠順の視点から“敗者”の歴史に迫る作品。日本初の遣米使節として近代化を推し進めた小栗の姿を描く。今回発表されたキャストは、幼少期から小栗を知る仲間たちで、物語の人間関係の核を担う存在となる。23日の発表ではふかわのほか、宅麻伸、神尾楓珠、岩田剛典、北村一輝、柄本明の出演が決まった。神尾楓珠と岩田剛典は大河ドラマ初出演となる。

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