任侠電器第171回(今野敏)では、長坂さつきが自己肯定の難しさを口にする場面が描かれる。
「かわいくないし、暗い」という悩み
長坂さつきは「だって、私はかわいくないし、暗いって言われるし……」と打ち明ける。これに対し、相手は「誰がそんなことを言ったか知らねえが、そこんところは、考えを改めねえとな」と応じる。
「かわいいとかかわいくないとか、暗いとか明るいとか、そいつは他人が自分をどう思っているかに囚われてるってことでしょう」と続ける。
他人の評価に囚われるな
長坂さつきは「他人が自分をどう思っているかに囚われてる……?」と怪訝な顔を見せる。相手は「言葉を換えりゃあね、他人にほめてもらおうなんて思っているうちはだめだね。自分で自分をほめてやりゃあいいんだ」と説く。
「でも、ほめるところなんてない」と長坂さつきが返すと、相手は「ちゃんと自分のことを見ていねえからそう思うんだ」と指摘し、「他人にほめてなんかもらわなくていいんだ。けどね、自分で自分のいいところや自分がやったことを、本気でほめてやらなきゃだめだ」と語る。



