美人姉と比べて「ちょっと残念」な自分、どう向き合う?映画監督・安藤桃子さんの回答
美人姉と比べて「ちょっと残念」な自分、どう向き合う?

20歳の大学生から、美人でスタイルのいい姉と比べて自分は「ちょっと残念」と悩む相談が寄せられた。映画監督の安藤桃子さんが、他人との比較をやめ「自分を磨く」ことの大切さをアドバイスしている。

姉と比べて「中の下」と感じる自分

相談者は、二つ年上の姉について「小さい頃から優しく面倒見が良く、周囲からは仲の良い姉妹と思われている」と説明。しかし「美人でスタイルのいい姉と比べると、私は顔も体形もいたって普通」で、友人から「姉妹なのに、全然違うね」と言われたり、「お姉さん、きれいなのにちょっと残念だね」とからかわれたりしたこともあるという。

最近では姉をねたましく思い、一緒に過ごすことが嫌になってきた。「姉のせいではないのですが、姉と話していると、バカにされているような気にさえなります」と心情を明かす。

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安藤桃子さん「比べるのをやめて自分を磨いて」

安藤さんは「スタイルがいいとか、人より美しいということが、必ずしも幸せに直結するわけではありません」と指摘。「誰かと比べて上下を決めるような立ち位置にいる限り、相手がお姉さんであっても友達であっても、常にそこには格差や隔たりが生まれてしまいます」と、物事の捉え方自体が「損」だとアドバイスする。

自身も若い頃はコンプレックスを抱えていたといい、「個性や才能に恵まれた家族の中で、自分の才能を見いだせずに、ずっと殻に閉じこもっていた時期があります」と振り返る。その中で「誰かと比べ続けることではなく、自分自身を磨いていくことの大切さ」に気づいたという。

「憧れ」をまねて自分の中の輝きを見つける

具体的な方法として、「こんな自分になりたい」というビジョンを持ち、お姉さんや友達の「素敵だな」と思う部分をまねてみることを提案。「お姉さんなら、『スタイルが良くて美人』という部分と、『優しくて面倒見が良い』という部分の両方を持っています」とし、もし「優しくて面倒見が良い」部分にひかれるなら、それは自分の中に眠る輝きや素質だと説明する。

「少し勇気を持って、その憧れに近づく一歩として、誰かのお世話をしてみるのはどうでしょうか」と提案し、「そこでできたこと、できなかったこと、凸凹があったとしても、それは必ず次のパズルのピースにつながり、不思議と未来が展開していくはずです」と語る。

「真の美しさ」は年齢や容姿を超えたところに

映画監督として「美しさ」は一つではないと語る安藤さん。「その人の本質、つまり“その人らしさ”に触れたとき、誰もが美しくなるのです」と説く。

人には誰しも「他者より秀でた素晴らしい特性」がある一方で、「誰かに支えられないといけない、一人ではクリアできない『凹んだ部分』」もある。しかし「そのデコとボコがパズルのピースのようにうまく合わさっていき、自分が人を補い、誰かが自分を補ってくれる」ことで、お互いに補い合う関係が生まれると説明。「劣っていることをコンプレックスに思う必要はありません。その凹みがあるからこそ、誰かを助けることにもなり、他者から必要とされる存在になっていくのです」と励ます。

「オーラ美人」を目指して、自分自身を輝かせて

「若いときならではの若さやスタイルといった、表面的な美しさももちろんあります。しかし、本当に美しいのは、年齢や容姿を超えた、誰もが内に秘めている『真の美しさ』です」と安藤さん。

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「ひなげしさんが憧れる自分に向かって、自分を磨き始めていくこと。そうすれば、年齢、時代、場所、どんな状況であっても、どこにいてもあなたの輝きが放たれる『オーラ美人』になれるはずです」とアドバイス。「一人一人に違った磨き方や輝き方があります。ご自身の中にある輝きを、楽しみながら見つけてみてください」と呼びかけ、「誰かと比べるのではなく、あなた自身の中にワクワクをいっぱい作っていくこと」が大切だと締めくくった。