囲碁の第51期名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は20日、東京・市ケ谷の日本棋院で行われ、許家元九段が桑原樹七段に174手までで白番中押し勝ちし、リーグ成績を5勝2敗として挑戦への望みをつなげた。これにより、27日の最終一斉対局で、6勝1敗で首位をゆく芝野虎丸棋聖との直接対決に臨むことが決まった。
芝野虎丸棋聖に勝てばプレーオフへ
芝野棋聖が勝てば挑戦権獲得となる。一方、許九段が勝てば両者5勝2敗で並び、30日にプレーオフで挑戦者を決する。17歳の史上最年少リーガーである桑原七段は1勝6敗となった。
注目の一局、許九段が完勝
許九段が負ければ、最終一斉対局を待たずに芝野棋聖の挑戦権獲得が決まる注目局だった。許九段は新鋭・桑原七段の攻勢をがっちり受け止め、各所で空振りに終わらせ完勝した。終局後、芝野棋聖との決戦に向けて「全力を尽くして勝ちたいです」と抱負を語った。
リーグ戦の行方
これで今期リーグ戦のセミファイナルとも言える直接対決が実現。芝野棋聖はこれまで安定した強さを見せており、許九段はその牙城を崩せるかが焦点となる。両者の対局は27日に予定されている。



