アニメ『名探偵コナン』劇場版シリーズ第29弾『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』(4月10日公開)の最新興行収入が発表され、公開102日間で興収136.2億円を突破したことが、興行通信社の調べで明らかになった。
初日から好調、公開3日間でシリーズ最高スタート
本作は公開初日に観客動員数73万9000人、興収11億3000万円を記録。前年対比107%と過去最高の初日興収でスタートした。公開3日間では観客動員数231万8009人、興収35億213万7800円を達成し、シリーズ記録を更新。その後も順調に数字を伸ばし、公開17日間で興収79.9億円、公開27日間で108.8億円に到達。邦画史上初となる4年連続の興収100億円超えを達成した。
歴代シリーズとの比較
現在のシリーズ最高興収は、2024年公開の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の158億円。第2位は2025年公開の『名探偵コナン 隻眼の残像』の147.4億円、第3位は2023年公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の138.8億円。今作は公開102日間で136.2億円と、歴代3位の記録に迫る勢いだが、前作『隻眼の残像』の同時期(公開102日間時点)の興収は約140億円で、最終的に147.4億円に達しており、今作がそれを超えるかどうか注目される。
横浜を舞台にしたストーリーとキャラクター
本作は全国526館で公開。舞台は神奈川県・横浜で、みなとみらい地区や箱根エリアが登場。コナンや萩原千速、神奈川県警の横溝重悟らが活躍する。ストーリーは、バイクの祭典「神奈川モーターサイクルフェスティバル」で暴走する謎の「黒いバイク」を追う白バイ隊員・萩原千速(通称「風の女神」)と、コナンが協力。最新技術を搭載した白バイ「エンジェル」と、悪の「黒いバイク(ルシファー)」の対決が描かれる。
興収の推移と今後の見通し
公開102日間の興収136.2億円は、前週比で微増ながら、公開3か月を超えてなお根強い人気を示している。公開94日間時点で観客動員数919万人、興収135.7億円を記録しており、最終的には140億円台に乗せる可能性もある。ただし、前作『隻眼の残像』が公開90日間で144億円、最終147.4億円だったことと比較すると、ペースはやや鈍化している。それでも、4年連続の100億円超えは邦画史上初の快挙であり、シリーズの底力を示している。



