『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のBlu-ray&DVD発売を記念した舞台あいさつ付き上映会が25日、都内で開催され、声優の花江夏樹(竈門炭治郎役)と山崎たくみ(炭治郎担当の鎹鴉役)が登壇した。2人がそろってイベントに登場するのは今回が初めて。山崎が「鬼滅の刃」のイベントに参加するのは、2025年9月6日の“鎹鴉が集結した舞台挨拶”以来となる。
初の相棒登壇に喜び
登壇の心境を問われた山崎は「うれしいです!」と笑顔。花江も「たくみさんは『鬼滅の刃』が大好きなのが現場でもすごく伝わってくる。ご一緒すると『鬼滅の刃』の話をすごくしてくださるので、楽しみにしていました」と語った。
来場者からの質問コーナー
イベントでは来場者からの質問に答えるコーナーが設けられた。「映画館の大スクリーンはもちろん、自宅でBlu-rayを観るのも違った楽しみ方があると思います。お二人はどのような楽しみ方をされますか?」という質問に対し、花江は「コマ送りで観られること。アクションシーンがかっこいいので、例えば『この一瞬に義勇さんはどんな表情をしているんだろう』とじっくり観られるのがいい」と回答。山崎は「大きいテレビや音響、照明と、映画を観るとき用に整えているので、『カー!』を聞くぞと。映画館とは違い、1人でどっぷり楽しもうと思います」と語った。
「終盤のシーンで鎹鴉が炭治郎に語りかける場面がとても印象的でした。山崎さんはどんなお気持ちで演じられ、花江さんはあの場面をどう感じられましたか?」という質問には、山崎は「大切な一言を鎹鴉に任せていただいたのがうれしかった。大任だと思ってとったのを覚えている。『第二章に続くぞ』という気持ちを込めました」と回顧。花江は「伝令の時などもコミカルなシーンが多いなか、あの場面は真剣みが伝わってきてウルっときました」と振り返った。
応援ガイドの裏話
山崎には、応援上映の副音声『鎹鴉の応援ガイド』についての質問も。「特に力を入れた箇所や印象に残っている場面は?松右衛門からの応援のようにも感じられてウルッとなったり、各呼吸を一緒に言えたり楽しませてもらいました」とのメッセージに、山崎は「せりふ数が多く、かつ応援する内容ということもあり、終わったらへにょへにょでした」と収録当時を振り返った。副音声を聞いた花江も「『みんなで鬼舞辻無惨を倒そう』という気持ちが高まる、いい応援上映のガイドでした」と称賛。
松右衛門というキャラクターを作るうえで考えていたことについては、山崎は「最初は『鴉が人間の言葉を喋ったらこんな感じかな?』と思いながら作ってみた。鼓屋敷編で初めて炭治郎と近距離で喋るシーンがあり、あそこで『鴉はこういう芝居にしていこう』と落ち着いた」と説明した。
炭治郎の成長と変わらぬ魅力
「炭治郎の『成長したと思う部分』と、過酷な状況でも『ここは変わらない』と思うところは?」という質問に、花江は「成長に関しては、最初は義勇さんに懇願することしかできなかった炭治郎が、いま義勇さんと背中合わせで戦えている。彼の努力がすごく見えてウルっときてしまう。変わらないところは、原動力が家族や大切な人のために戦うというところ。それが一貫しているのが彼の強さであり魅力」と語った。山崎は「炭治郎がブレないというのはまさにそう。いま放送中の『テレビシリーズ全編再放送』を毎週観ているが、立志編の頃の炭治郎も芯がブレず、それが無限城編につながっている。逆に、痣がまだ火傷の描写だったりするのが初々しくていい」と答えた。花江はさらに「慈悲の心もブレず、人に優しいからこそ強くなれるという印象」と続けた。
これから観る人へのアプローチ
最後に、「『鬼滅の刃』をまだ観たことがない友人がいる。2人ならどのように魅力を伝えるか?」という質問には、花江が「説明するより、お友達と遊んでいるときにチラッと映像を観えるように流してみるとか?」と提案。山崎も「とりあえず観せちゃおう!」と同意した。また、正攻法として花江は「本作は想いの繋がりを大切にしていて、登場するキャラクターの中に感情移入できる人物がいるというところを押し出す」と語った。
『鬼滅の刃』シリーズのあゆみ
『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴による漫画が原作。2016年2月から2020年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、全世界累計発行部数は2億2000万部を突破。2019年4月からテレビアニメ『竈門炭治郎 立志編』が放送され、2020年10月公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は全世界興行収入約517億円の大ヒット。その後、テレビアニメ『遊郭編』『刀鍛冶の里編』『柱稽古編』を経て、劇場版『無限城編』が3部作で制作され、第一章は国内興収402億円を突破して終映した。Blu-ray&DVDは7月29日に発売される。



