近畿日本鉄道(近鉄)は26日、特急「さくらライナー」(大阪阿部野橋~吉野間)のラッピング列車「飛鳥・藤原 四神ライナー」を8月1日から運行すると発表した。同列車は、世界遺産登録を目指している「飛鳥・藤原の宮都」の史跡などをモチーフに装飾される。
「飛鳥・藤原 四神ライナー」のデザインコンセプト
「飛鳥・藤原 四神ライナー」は、高松塚古墳およびキトラ古墳の石室壁画に描かれた、墳墓と宮都を守る東西南北の霊獣「四神」(東の「青龍」、西の「白虎」、南の「朱雀」、北の「玄武」の総称)をはじめ、世界遺産候補「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産、現地ののどかな景観といったイメージをデザインに取り入れている。外装は1号車から順に「時を重ねた飛鳥のいま」「謎めく石物」「多彩な古墳」「飛鳥時代の栄華」というテーマの下、4号車までそれぞれの車両に異なる装飾が施される。
内装と特別展示
内装は1・4号車の展望デッキに古墳の石室をイメージした装飾を施し、釘に糸を張り巡らせて模様や絵を作る「ストリングアート」の作家・美崎久美子氏の作品を額面に展示。客室内も天井付近の装飾に加え、枕カバーを号車ごとに新しくデザインしたという。
運行概要
「飛鳥・藤原 四神ライナー」は「さくらライナー」1編成(4両編成)を使用。8月1日以降、南大阪線・吉野線(大阪阿部野橋~吉野間)で当面運行される予定。



