全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は2日、ソフトボール男子とテニスが新たに始まり、計12競技が6府県で行われた。愛媛県勢は、自転車の男子個人ロードレースで松山学院の井上悠喜選手が優勝。少林寺拳法の女子単独演武では、宇和島東の堀口美月選手が準優勝した。
ロードレースは1周10.3キロのコースを7周して競う。大会最後の種目となり、最終盤まで優勝の行方は分からない激戦となったが、井上選手は0.5秒差で制した。両手を広げて雄たけびを上げ、喜びを爆発させた。
昨年3位から雪辱
井上選手は小学2年から本格的に競技を始め、今春はフランス、イタリアへ渡って鍛錬を積んだ。生活をかけてレースに臨むプロ選手の姿勢と本気度を目の当たりにし、日々の練習をより厳しくしてきた。
この日はスタートと同時に飛び出し、「理想的な形だった」と早々に先頭集団を形成。ジュニア強化指定選手としてしのぎを削るライバルと逃げる展開に持ち込み、「最後のスプリントで勝負をかける」と仕掛けどころに備え、北海道の選手との一騎打ちを制した。
昨年3位だった種目で頂点に立ち、雪辱をかけた重圧から解き放たれた。表彰台の最も高いところで「すごくうれしい」と笑顔をはじけさせた。京都の山奥で確かな成長の足跡を刻んだ18歳は、欧州でプロのロードレーサーになる夢へまた一歩近づいた。
少林寺拳法で準優勝
同じく愛媛県勢の宇和島東・堀口美月選手は、少林寺拳法女子単独演武で準優勝した。



