福岡から地下鉄1本でアクセスでき、海もきれいな佐賀県。観光客にはあまり知られていないが、実は「日本三大」が3つもあるという。その一つが温泉で、嬉野温泉は「日本三大美肌の湯」とされている。
スタバ入りで初年度100万人来館した武雄市図書館
スターバックスが入ったリニューアル後、当時人口約5万人の町に、初年度にして100万人が訪れたという。この図書館は、スタバが来る前から佐賀の最先端だった。
木の梁と鉄筋コンクリートの柱を組み合わせたモダンな建物で、吹き抜けの仕切りのないひとつづきの大きな空間は、美術館のようにも迷路のようにも感じられ、散策したくなる。2階には図書館の本がズラリと並び、学習スペースもある。入り口近くには佐賀の名産品をセレクトしたコーナーがあり、掘り出しものを見つけに足を運んでしまう。
図書館の奥には「武雄市こども図書館」もあり、2階には「九州パンケーキ」のカフェがある。帰省のたびに用がなくても足を運ぶ武雄市図書館では、知人遭遇率がやけに高く、県外に住む友人ともばったり会うという。
「日本三大美肌の湯」嬉野温泉は450円で入れる
三大稲荷に続いて、もうひとつの「日本三大」が佐賀にはある。温泉だ。嬉野温泉は「日本三大美肌の湯」で、残りふたつは栃木県の喜連川温泉と、島根県の斐乃上温泉らしい。
地元民は旅館に泊まる機会はあまりないが、湯には入る。帰省時や友人が来ると、タオルと着替えを持って出かける。筆者が帰省するたびに行くのは、朝6時から開いている公衆浴場「シーボルトの湯」。江戸時代は藩営の浴場で、ドイツ人医師シーボルトも訪れたことからその名がついた。
嬉野温泉街の真ん中あたりにあり、入浴料は大人450円。三大美肌の湯に、ワンコイン以下で入れる。旅や出張で各地の温泉に浸かるが、嬉野温泉は、ぬるっと具合をどこよりも強く感じる。湯上がりの肌はツルツルのすべすべで、ナトリウムを多く含む重曹泉が皮脂や角質を乳化して洗い流してくれるそうだ。
朝早い時間帯は常連さんで、夕方は観光客で混んでいる。朝8時を過ぎる頃に行くと、朝の光を浴びながら湯に浸かれて最高だ。夕方前の早めの風呂も贅沢だ。



