アジア大会へ名古屋港にコンテナホテル、アスリート・プラザ公開
アジア大会へ名古屋港にコンテナホテル、アスリート・プラザ公開

アジア・アジアパラ競技大会に向け、選手が利用するコンテナ型の移動式宿泊施設を備えた「アスリート・プラザ」が26日、報道陣に公開された。9月2日から順次、関係者の入居が始まる予定。

経費削減で選手村を建設せず分散受け入れ

経費削減のため、大会組織委員会は大規模な選手村は建設せず、プラザに加え、既存ホテル、名古屋港に停泊するクルーズ船に分散して選手を受け入れる。プラザは名古屋港ガーデンふ頭(名古屋市港区)の敷地約9万4000平方メートルに、コの字形のコンテナホテル(1棟70平方メートル)を200棟建設。宿泊者数はアジア大会で約2000人、アジアパラ大会で約1000人を見込む。

文化交流拠点や防災対策も整備

プラザ内には、伝統芸能などを披露するステージを設けた選手間交流拠点を整備。選手は鑑賞にとどまらず、体験することで愛知・名古屋の文化に触れられる。既存施設を活用したフィットネスセンター、選手団長らが使う会議スペースも配置した。コンテナ型のダイニングホールや医務室、雑貨店もある。

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大会組織委員会宿泊第2課の早川正志課長は「外観はコンテナだが、内装は木のぬくもりを感じられる施設ができた。選手たちにはリラックスして体を休めてもらい、競技では良い結果が出せるようにしてもらいたい」と話した。

台風シーズンに備えた避難計画

大会期間中は台風シーズンとも重なる。組織委員会は宿泊施設の自然災害への備えを進めている。プラザは名古屋港ガーデンふ頭の防潮堤の外側に位置する。地震・津波が発生した際、選手らは近くの高い建物に一時避難した後、バスで公共施設に移動。台風や高潮の場合も、事前に公共施設に避難する。

約4000人が宿泊するクルーズ船についても、台風接近時の対応を定めている。名古屋港管理組合によると、暴風域にかかる恐れがある場合、船体や岸壁を守るためクルーズ船を港外へ退避させる必要があり、選手を乗せたまま退避する計画という。

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