ソフトバンクは2026年7月17日より、Y!mobile向けの新たなキャンペーン「超!おトク割」を開始する。このキャンペーンでは、対象プランに新規加入またはプラン変更を行ったユーザーに対し、翌月から1年間、月額料金を毎月1100円割り引く。家族割引やネット回線とのセット割引が適用されないユーザーでも、お得にY!mobileを利用できるようにするのが狙いだ。
対象プランと割引条件
割引の対象となるプランは、データ容量30GBの「シンプル3 M」とデータ容量35GBの「シンプル3 L」の2種類。これらのプランに新規で加入するか、既存のユーザーがプラン変更をすることで割引が適用される。既存のシンプル3 M/Lユーザーがシンプル3 Sに変更した後、再びシンプル3 M/Lに変更しても割引が適用される点が特徴だ。
ただし、同一回線での特典適用は1回限りであり、家族割引サービスやおうち割光セットなどの各種割引サービスとは併用できない。また、対象プランで特典を受けた後に「シンプル3 S」に変更すると、その期間は割引の対象外となる。
PayPayカードとの併用でさらにお得
さらに、年会費1万1000円の「PayPayカード ゴールド」を通信料の支払いに指定すると、月額770円が割り引かれる。年会費無料の「PayPayカード」の場合は月額330円の割引となる。
具体的な料金例として、シンプル3 M(月額4378円)に超!おトク割(1000円引き)とPayPayカード ゴールド特典(770円引き)を適用すると、加入翌月から1年間は月額2508円で利用可能。14カ月目以降の月額料金は3608円となる。
シンプル3 L(月額5478円)に同様の特典を適用すると、合計1870円が割り引かれ、加入翌月から1年間は月額3608円、14カ月目以降は4708円となる。
キャンペーン終了時期は未定
キャンペーンの終了時期は未定で、決まり次第、Webサイトなどで告知される。
値上げ後の割引、競合に対抗
ソフトバンクはY!mobileの料金プランを6月~7月にかけて順次値上げしており、シンプル3については6月2日から月額220円の値上げとなった。それにもかかわらず1100円の割引を提供するのは、KDDIが6月25日から提供している「UQコミコミおトク割」に対抗するためとみられる。
UQコミコミおトク割では、データ容量が月35GBの「コミコミプランバリュー」に新規加入すると、月額3828円から13カ月間660円が割り引かれ、3168円となる。Y!mobileのシンプル3 Lも同じく35GBで、超!おトク割とPayPayカード ゴールド特典の割引後は月額3608円。Y!mobileの方が440円高いが、コミコミプランバリューには「Pontaパス」や「サブスクぶらすポイント(20%還元)」が含まれており、単純比較はできない。
また、UQコミコミおトク割には13カ月目まではクレジットカードの割引は含まれておらず、13カ月目の満了日にau PAY ゴールドカードを所持していると、14カ月目以降も割引が継続される。
データ容量はコミコミプランバリューより5GB少ない30GBだが、シンプル3 Mなら超!おトク割の割引だけで1年間月額3278円となり、UQ mobileの割引後料金と大差なくなる。Y!mobileの超!おトク割は1年間限定だが、Y!mobileからUQ mobileへの流出を防ぐ狙いもありそうだ。



