Windows Updateの改良点を解説、再起動は月1回に
Windows Update改良点を解説、再起動は月1回に

マイクロソフトは、Windows 11の品質向上に向けた方針の一環として、Windows Updateの改良を進めている。今年3月のWindows Insider Blogで「Our commitment to Windows quality」と題した記事を公開し、品質向上の取り組みを説明。その中で、Windows Updateに関する具体的な改良点が示された。従来、Windows Updateは再起動の多さや更新タイミングなどで不評だったが、今回の改良で負担が軽減される見込みだ。

Windows Updateの主な改良点

4月のWindows Insider Blog記事「Your Windows update experience just got updated」では、以下の改良点が紹介された。一部はすでにWindows Insider Programのプレビュー版に搭載されている。

  • OOBE中のアップデートをスキップ可能に:PC初回起動時の処理(OOBE)で、アップデートをスキップできるようになった。従来は必須で時間がかかっていた。
  • 一時停止期間の延長が可能に:従来は最大35日間までだったが、終了時に延長するかどうかを選択できる。ただし、一回の停止は35日間で、最大35日ごとに延長判断が必要。
  • シャットダウン・再起動と更新インストールの分離:更新インストールを伴わないシャットダウンや再起動が選択可能になった。
  • アップデート内容の表示改善:ドライバ更新時にクラス名を表示し、どのデバイスが対象か判断しやすくなった。
  • 再起動回数の削減:再起動が必要な更新は、毎月の「Bアップデート」(米国太平洋時間、第2火曜日)にまとめてインストールされ、再起動を月1回に抑える。

特に再起動回数の削減は、従来は再起動が必要な更新ごとに通知が行われていたが、今後はまとめて処理されるため、ユーザーのストレスが軽減される。

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過去の計画と今後の展望

マイクロソフトはかつて、すべてのプログラムを仮想環境で動かし、Windows Updateをバックグラウンドで実施、再起動を30秒程度にするWindows 10X計画を進めていたが、実行効率の問題で断念された。Windows 11のタスクバーやスタートメニューは10X用に開発されたデザインを流用している。今回の改良は10Xの構想には及ばないものの、Windows Updateによるストレス軽減が期待される。

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