UWBタッチレス決済が1位に:スマホをかざさずに改札通過
ITmedia Mobileが集計した2026年7月9日から7月15日までの1週間のアクセス数上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」で、第1位に輝いたのは、鉄道の自動改札機や路線バスの運賃箱、そして決済におけるUWB(超広帯域無線)の活用状況をまとめた記事だった。この記事は、スマートフォンを端末にかざすことなく通過できる「タッチレス」技術の最前線をレポートしている。
UWB対応スマホの少なさが課題:AndroidはiPhoneに大きく後れ
UWBを利用した運賃精算や決済の普及には、いくつものハードルが存在する。中でも最大の課題は、UWBに対応したスマートフォン、特にAndroidスマートフォンが極めて限られていることだ。最新のiPhoneであれば、eモデル以外のほぼ全てがUWBに対応しているが、Androidスマートフォンでは対応機種が非常に少ない。これは、スマートフォンにおけるFeliCa(おサイフケータイ)とは逆の状況と言える。
iPhoneの場合、Appleは自社の「AirTag」などUWBを活用したソリューションを展開している。一方、Androidスマートフォンでは、Googleの「Pixel Watch 3」や「Pixel Watch 4」でUWBを使ったウォッチの紛失防止が可能だが、この機能を利用するにはUWB搭載のPixelスマートフォンが必要であり、他社のUWB対応Androidスマートフォンでは連携できない。
UWBのメリットが薄い現状:普及の好循環は生まれるか
現状では「AndroidでUWB」のメリットが乏しいため、このままではAndroidスマートフォンにUWB通信機能を搭載する機運が高まらない可能性がある。UWBを活用した運賃精算や決済の普及は、AndroidスマートフォンにおけるUWB搭載率の向上にかかっていると言える。記事では、この課題を乗り越え、タッチレス決済が広がるかどうかが注目されるとしている。



