北陸新幹線の金沢・敦賀間が延伸開業してから16日で3年となった。JR西日本によると、この間の1日当たりの平均利用者数は、開業前の想定を約2割下回る水準で推移している。
コロナ禍後の回復遅れが影響
利用者数の伸び悩みの背景には、新型コロナウイルス禍後の需要回復が想定よりも緩やかであることがある。特に、ビジネス需要の回復が遅れており、観光需要も一部で在来線特急「サンダーバード」などとの競合にさらされている。
沿線自治体は活性化へ期待も
延伸開業により、大阪や京都から福井、敦賀方面へのアクセスが大幅に改善した。沿線自治体は、観光客の増加や地域経済の活性化に期待を寄せているが、現状は想定を下回る利用状況が続いている。
JR西日本は、需要喚起に向けたキャンペーンや、観光列車の運行などを通じて利用促進を図る方針だ。今後の利用者数の回復が、地域の活性化につながるかが注目される。



