英新興企業のウェイブ・テクノロジーズと米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは3日、ウェイブの人工知能(AI)技術を活用した自動運転の配車サービスをロンドンで始めた。両社は日産自動車と提携し、年内に東京で自動運転タクシーを提供する予定だ。
ウーバーのアプリで自動運転車を配車
英国で普及するウーバーのアプリで配車を頼むと、ウェイブの自動運転車がマッチングされる仕組み。自動運転車を望まない場合は、通常の車両を選ぶこともできる。サービス開始時点で利用できる車両は20台未満に限られる。
当初は不測の事態に備え運転手が同乗するが、将来的には無人化される。ウェイブはウーバーと共に自動運転の配車やタクシーサービスをロンドンや東京のほか世界10都市ほどで提供する計画で、車両には日産「リーフ」を活用する方針。
高精度地図不要のAI技術
ウェイブのケイティ・フィッシャー副社長は読売新聞などの取材に対し、「我々の自動運転AIは、高精度の地図が不要で、コストも時間もかからない。ロンドンや東京のような複雑な道路状況にも迅速に適応する」と述べた。
ウェイブの開発担当者で、日本法人の設立に携わった亀山将亮氏は読売新聞のインタビューに応じ、現在国内では日産との協業にとどまるが、「他メーカーの車種にも展開したい。多くの方に体験していただき、社会に広く受け入れてもらいたい」と拡大に意欲を示した。



