大阪・西成で2012年に中華料理屋の居抜き物件を買い、メダデ教会を構えた西田好子牧師。コテコテの関西弁で説教する姿が野宿者や日雇い労働者の評判を集め、信徒を少しずつ増やしていった。
教員から牧師へ転身
西田牧師は1950年、大阪・十三に生まれた。学校の先生となり、同僚と結婚。2人の息子を授かるが、結婚生活は長くは続かず、実家に戻った。
その後、息子がキリスト教系の保育園に通っていたこともあり、クリスチャンに。淀川河川敷で野宿者と出会ったのをきっかけに、「貧しい人を支えるマザー・テレサのようになりたい」と心に決めた。先生を辞めて関西学院大神学部で学び直し、50歳で牧師に転身した。
強烈なキャラクターで衝突も
しかし、強烈なキャラクターゆえ、赴任先の教会で敬虔な信徒たちと衝突し、居場所を失ってしまう。曲折を経て、大阪・西成の教会を手伝うように。その説教が評判を呼び、野宿者や日雇い労働者たちに慕われるようになった。
よく笑い、すぐに泣き、急に怒り出す、個性的なキャラクター。コテコテの関西弁で、きわどい冗談を飛ばすことも少なくない。納得できないことがあれば行政の職員や警察官などにも食ってかかる激しい一面も持つ。
話し出すと止まらない、倹約家の日常
とにかく話し出すと止まらない。毎週日曜の礼拝は、4、5時間ぶっ続けで話し続けることもある。歌うのが何より好きで、感情が高ぶると、その時の感情にあった賛美歌を歌い上げる。
極端な倹約家で、光熱費はほとんどかからない。近所の喫茶店にパンの耳をもらったり、激安スーパーで半額になった総菜を信徒と分け合ったりして生活している。



