京都大学発のスタートアップが、量子計算を活用した創薬支援サービスを開始した。このサービスは、新薬候補物質の安全性を治験前に高精度で予測し、開発プロセスを効率化することを目的としている。
量子計算による安全性予測
同社は、量子計算の特性を生かし、従来のスーパーコンピュータでは困難だった複雑な分子間相互作用を解析する。これにより、動物実験や臨床試験の前に、候補物質の毒性や副作用のリスクを高い精度で評価できるようになるという。
開発チームは、「量子計算は創薬のボトルネックを解消する可能性を秘めている」と話す。実際に、既存の手法と比較して予測精度が大幅に向上したケースも確認されている。
創薬プロセスの加速へ
この技術により、創薬にかかる期間とコストの削減が期待される。特に、安全性の問題で開発が中断されるケースが減少すれば、新薬の上市までの時間を短縮できる。
同社は今後、製薬企業や研究機関との連携を強化し、量子計算を活用した創薬支援の普及を目指す。



