エクサウィザーズが東証グロースに上場
AI(人工知能)スタートアップのエクサウィザーズが20日、東京証券取引所グロース市場に上場した。初値は公開価格(1800円)を19.4%上回る2150円で、時価総額は約2100億円に達した。同社はAIを活用した業務効率化ソリューションを提供しており、成長市場での期待の高さを示した。
上場の背景と事業内容
エクサウィザーズは2016年に設立。AIによる画像認識や自然言語処理技術を強みとし、製造業や小売業向けに品質検査の自動化や需要予測システムを手掛ける。直近の2025年12月期の売上高は前期比35%増の120億円、営業利益は8億円と黒字化を達成している。
同社の山崎俊明CEOは「上場を機にさらなる研究開発投資を加速し、AI技術の社会実装をリードしていく」とコメントした。今回の上場で調達した資金は約80億円で、人材採用と海外展開に充てる方針だ。
市場の反応と今後の展望
市場関係者の間では、AI関連銘柄への投資熱が続く中、同社の成長性に注目が集まる。一方で、競合の増加や技術革新の速さから、持続的な競争力維持が課題とされる。SMBC日興証券のアナリストは「AI市場は年率20%以上の成長が見込まれるが、エクサウィザーズは特定業界に特化したソリューションで差別化を図っている」と評価した。



